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小西宣生 2014年作品
題名:ジャストマン
作者:小西宣生
・作品説明 油絵、クレパス、色鉛筆
・デッドスペースに入る変形キャンバスを作り、人間を描いてみました。(小西宣生)

題名:羽目羽目蝶々
作者:小西宣生
・作品説明 油絵、クレパス、色鉛筆
・昆虫図鑑に載っていたジャノメ蝶の目を蛇から、人間の目に換えてみました。(小西宣生)

・油絵、インスタレーション、テープ絵画、映像、ステッカー…


3点の絵が広い壁面にインスタレーションされています。
それらは「重力」をテーマに作品が配置されています。
2メートルの男は、地球に直立して着地しています。
蝶のおびただしい群れが、大地に低く舞っています。
首を傾げた人は、中ぶらりんに…、重力をインスタレーションしています。

隠されたもうひとつのテーマがあります。それは、作者の言う「デッドスペース」です。
2メートルの男は、デッドスペースのかなり細長い形すれすれに見事に直立し着地しています。その姿勢は異様で滑稽ですが、地球の重力を感じて感動的です。
又、正方形に区切られたスペースに異常に群れている蝶も気味悪いですが重力を感じてシュールな美しさがあります。

キャンバス自体を、現代の狭苦しいデッドスペースにして、そこに2メートルの男とおびただしい蝶を存在させた関係性が極めて今日的で深いです。素晴らしいです!

そばで見ると、男の皮膚や血管やテイシャツまでか呼吸しうごめいて生々しいです。
又、おびただしい蝶の羽根の模様には、欲望をむき出しにした人間の目がいっぱい動いています。重力に逆らって空を舞う現代の人間に思えて面白いです…と勝手に想像しました。

この3点の配置、キャンバスの形は、見る人にいろいろな想像を掻き立て、考えさせる仕掛けになっています。傑作です!もっともっと重力配置を作って欲しいです!(藤澤伸太郎)




















 
| oiai | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ワークショップの様子」
2014年8月12日→17日 OIAI美術展がクリエート浜松3階で開催されました。
連日大変暑い中、たくさんの方が会場に訪れました。おかげさまで展覧会は大変好評でした。
ありがとうございました。
又、oiaiワークショップでは、たくさんの方のご協力ありがとうございました。
最終日のワークショップは、3回目を迎え、さらに充実したワークショップになりました。
8人の作家は、それぞれの方法で楽しくユニークなワークショップをしました。
参加された方々も積極的に楽しく体験してくれました。それによって新しい形の場が生まれました。
大変感謝しています。


8人の作家によるワークショップ風景

「みかん」 安藤朝香




「空想の世界を絵に描き出してみよう!」 高田絵美





「ドキッ、とさせたい〜デペイズマンに挑戦しよう〜」 鈴木沙也子






「鳥獣戯画で文字づくり」 本田はな





「点描・線描」 山本寛之






「テープde描こう。テーマはロック」 小西宣生 袴田竜太郎







「指・ゆび」 藤澤伸太郎
指の演技 杉山莉奈 指の演奏 大村美桜








私たちは、OIAI美術展に訪れる人たちと共に新しい形の展覧会を、今日に生きる展覧会を積極的に作っていきます。

次回からは、2014年OIAI美術展作品を続けて載せていきます。
 
| oiai | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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