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「指・ゆび」の絵と言葉の本を渡します。
「指・ゆび」のワークショップに参加された方へ。

作品は、アルミ箔を指で丸めて、つぶした粒を床一面(4.5m×3m)に敷き詰めて、見る人がいろいろな見え方、感じ方ができる空間にしました。

作品を囲み「指をモチーフ」にして、28人の参加者が絵と言葉を描きました。
描く時間が20分という短い間でしたが、却って、ひらめきや無意識の心理が現れ、さまざまな表現の指になりました。
その多用な指の表現が極めて今日的で面白かったです。
僕にも、楽しい発見がありました。
ありがとうございました。

又、その20分の間に、指の演奏(キーボード)、指の演技(指で粒を造る)で、楽しんでもらいました。
その場で描いた指の絵と言葉を30冊の本にしました。参加された方に渡しますから、ご足労ですが緑屋教室まで、是非取りに来てください!。(090-1624-8262藤澤伸太郎)

「指・ゆび」 ワークショップ
OIAI美術展会場(クリエート浜松3階ギャラリー31)
2014年8月17日(日)
作品・企画 藤澤伸太郎
指の演技 杉山莉奈
指の演奏 大村美桜








 
| oiai | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鈴木康広展「近所の地球」

水戸芸術館現代美術ギャラリーで、鈴木康広展「近所の地球」 大掛かりな展示の個展を開催!
8月2日(土)―10月19日(日)
 

近所の地球 イージーでちょっとチープな展覧会タイトル、カッコいいです。
鈴木君の作品は佇まいが良くてスタイリッシュ。
かと思えば'ドローイング'みたいにヨタヨタでふーらふら。
なんだか気に入っちゃうんです。
水戸は知らない街、歩いてみたいと思います。(ふらふら) (小西宣生)
 

今回の展示作品は、彼が高校の時から楽しみながら面白く作った小さなパラパラマンガが「まばたき」になり、地球や宇宙になり、とてつもなく大きくなったみたいです!
だから、すごく大きいのに威圧感がなく、むしろ危うさとユーモアが感じられます。又、コップのなかの空間でも地球を思わせて、日本列島がゆらゆら表面張力で浮いてます。

もう1つは、彼の高校の時の構成デッサンです。モチーフを少しずらして不安定にすることで、ずれたところから見える地平線(水平線)を、微妙な重心を、冷静な目で観察して表現していました。
その冷静な観察力が物や状況からの距離感を生み、もう一つの別な物や装置にして、彼の気づきの発見を体験させてくれます。
その2つの矛盾した視点が数々の傑作を生み出して、私たちに新鮮な驚きと面白さを与えてくれます。
ずっと見てきて、特に感じたことですが、彼の頑固な迄のスタンスです!
自分の身近な(近所)から、何かを発見する姿勢です。それが今生きている私たちにも入りやすく、何かを気づかせてくれる物や装置に成りえています。
これからも、このスタンスで傑作が生まれてくることを期待してます。
是非、水戸芸術館の鈴木康広展に!僕も見に行きます!

彼がずっと出品していますOIAI美術展にも、大きな影響と刺激を与えて、今年も大変いい展覧会になりました!(藤澤伸太郎)

Yasuhiro Suzuki - Neighborhood Globe


 

2014年8月2日 [土] - 10月19 [日] 水戸芸術館現代美術ギャラリー

鈴木康広は、2001年NHKの番組「デジタル・スタジアム」で発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》が最優秀賞を受賞以来、展覧会やデザインなどさまざまな方面で活躍しています。2003年に発表した、開いた目と閉じた目が描かれた木の葉型の紙が風によって吹き上げられ回転しながら舞い落ちるときまばたきしているように見える《まばたきの葉》は、美術館のみならず多くのパブリックスペースで人気を博し、2009年にアートディレクションを担当した羽田空港「空気の港」において発表した《出発の星座》はグッドデザイン賞を受賞しました。2010年の瀬戸内国際芸術祭では航跡をファスナーに見立てた《ファスナーの船》が話題を呼び、翌年の浜松市美術館での展覧会に際しては『パラパラマンガ商店街』など商店街や市役所でプロジェクトを行うなど美術館のスペースにとどまらずに地域や場所、空間を意識した活動を続けています。


今回の企画展「近所の地球」は、彼の代表作品と新作によって構成されます。また水戸市の商店街では「パラパラマンガ商店街 in 水戸」を展開し、水戸市街を新しい視点から表現します。 「近所の地球」は、彼の代表作《遊具の透視法》の愛称でもありますが、自分の近く=近所に身を置きつつ、もっと大きなもの=地球につながろうとする彼の制作の基本となる考えです。

鈴木は、日ごろ見逃してしまいそうなモノや自然現象を鋭い感性で別のものに見立て、スタイリッシュな作品に仕上げます。もっとも近くにあるのにふだんはあまり意識することのない地球が彼によって身近でより驚きに満ちた存在になることでしょう。

関連企画

参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。料金は展覧会入場料に含まれます。予約不要。

柳家花縁x鈴木康広 ギャラリートーク「お見立て」

噺家としての活躍はもちろん、ピアニストとしてもCDを出し、豊かな絵心も持ち合わせる柳家花緑が、他のジャンルとコラボレーションする当館ならではのユニークな企画の一環として、出品作家である鈴木康広、本展担当キュレーターとともに展示室を巡り作品の秘密を探ります。

日時 : 2014年8月12日(火) 14:00〜15:30

ギャラリートーク

鈴木康広が作品や展覧会について語ります。

日時 : 2014年9月20日(土) 14:00〜15:30

中心市街地活性化事業「パラパラマンガ商店街 in 水戸」

鈴木康広が水戸市中心市街地を散策し建物や商品など気になったものを「パラパラマンガ」に仕立てて、市街地の店舗に展示します。作品を通して、お店の人と訪問者がつながり、市街地ににぎわいを作り出します。

会期 : 8月8日(金)〜10月19日(日)
会場 : 水戸市中心市街地、水戸芸術館
主催 : 公益財団法人水戸市芸術振興財団
協力 : 地元商店

その他、鈴木康広と様々な分野の専門家との対談も企画中!詳しくは水戸芸術館公式サイトごらん下さい。

| oiai | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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