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小西宣生 2018年作品
題名:2時50分デス。
作者:小西宣生
・油絵、インスタレーション
・毎年変形キャンバスによるインスタレーション作品を出品


いびつな変形キャンバスに男を油絵で描き、壁面4メートルの高さから斜めに展示した
インスタレーション作品です。

空間表現が大変ユニークで面白いですし、考えさせられます。
会場の壁面の天井の高さ(4m)を巧みに利用しています。
濃いピンク色の変形キャンバスに描いた男が精一杯、手を伸ばしてなんとか大空に届く
ようにしています。
その葛藤のもがいている様子がいびつな変形キャンバスの斜めの展示と描いた男を通して
強く伝わってきます。
又、狭いところで葛藤する作者の思いは混沌とした服の複雑な模様やディテールにも表
れて面白いです!
力のこもつた渾身の作品です!!

ただ全てが力が入り過ぎて服のディテールも描き込みでうるさいですから、もっと引き算
をして、濃いピンク色の変形キャンバスを生かして欲しかったです。
つまり、いびつな濃いピンク色の変形キャンバスの動きに作者の無意識がいちばん表れて
いますから、人物の表現はもっと大胆に省略して欲しかったです。
人物(男)では、黄緑の平面的に描かれたシャツの模様が好きです。植物か昆虫の模様が
ぐるぐる見えて宇宙を感じます。
ズボンや靴が脱げても這い上がる姿はユーモラスで楽しくなります!
斜めに下から見上げる変形キャンバスが反射して輝き神秘的に見えてきます。

何かの切れ端のようないびつな変形キャンバスが大空を求めて輝いて見えるギャップが
大変斬新です!!
現代の社会問題をユーモラスに表現した意欲作です!!!
これからもいびつな変形キャンバスを格好良く輝かせてください!!楽しみにしています。
(藤澤伸太郎)


いびつな切れ端に描いた男
大空に手を伸ばして這い上がる

ズボンと靴がずりずりずり落ちる

草と花と虫の目ぐるぐる
宇宙の夜がぐるぐる回る

斜めに見下ろす遥かな砂丘
舞上がる切れ端 大空で光る
ズボンと靴がずりずりずり落ちる


2018年11月9日

 

| oiai | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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