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山本寛之 2017年作品

題名:デ・ドローイング
作者:山本寛之
・作品の説明など
蛍光ペーパー、鉛筆、水性マーカー、壁に4メートル四方のインスタレーション作品
・羽根のある何かを描きました。(山本寛之)

展覧会場の奥の4メートル四方の大きな壁一面に、おびただしい数の首の無い人間の化け物が羽根を付けて、群がつて飛んでいます。
その光景は現代の地獄絵図を思わせます。
特に素晴らしいのは、首の無い人間の化け物です。
2枚の黄色に輝く羽根はどれもいっぱいに広げることが出来ない片翼です。
その不完全な生き物の姿は、私たち現代人の偏った欲望を現して出色の出来栄えです。
グロテスクな美しさが冴えてシュールです!!!

全体の壁面の構成がもう一つですから、この生き物を生かし切れていません。
この不完全な生き物は空を飛ぶより、いっそのこと、全て落下する姿にしたらと思います。
それで、画面を逆さまにして見ると、いっせいに舞い落ちる姿が圧倒的で自然に見えました。
黄色の花びらが散って行く姿にも見えて華麗です!!
このシュール生き物はより劇的な場面こそ、より生きてきます。
あくまでも僕の好みですが…

…抽象画の創始者カンディンスキーは、以前は普通の風景画をベーシックにペインテングした絵を描いていました。
ある日、散歩からアトリエに帰った彼は、そこに具象でない不思議な絵があるのにびっくりしました。
なんとそれは、自分の風景画がたまたま逆さまに置かれていたのでした。
それから、彼は自分の絵の優れた抽象性に気付き、抽象画を描き始め創始者になりました…(藤澤伸太郎)


頭の無い人間 羽根を生やし群がり飛んで行く
いっせいに舞い落ちる黄色い花びら

逆流する欲望は逆さまに見つかった抽象画


2018年2月10日
 

 

 

 

 

 

 

 

| oiai | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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