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鈴木康広 2015年作品

題名:見立ての標本 2012-
作者:鈴木康広
・国内外でめざましい活躍!『毎日デザイン賞』他、数々の賞を受賞した国際的なアーティスト

まず、真っ黒い画面(VTR)に言葉が映ります。この言葉は何だろう?と思った瞬間、映像が現れて「言葉」と「映像」が作者の『見立て』で見事に繋がります。(まんまとやられた!と思います。)それは、時には詩であり、落語の落ちであり、哲学的な比喩であり、子供の遊びの閃きでもあります。それらには、1つの繋がりやテーマは無く、作者が日常のなかで無差別に、その見立てを見付けています(数は40〜50ぐらい)。
一見ばらばらですが、見終わった後、作者の無意識な心理の動きが生き生きと感じられます。銀河宇宙のスケールから、爪楊枝のちいっちゃな頭まで、変幻自在、縦横無尽に作者の機知に跳んだ好奇心を楽しめます!大変優れたコンセプチアルアートです!

…それから、何ヵ月間経って、もう一度この作品を見る機会がありました。今度は大きなスクリーンです。若木信吾氏の写真に囲まれているせいなのか(若木信吾写真展会場)研ぎ澄まされた気持ちで見ました…
今度は、作者が視覚的な概念を次々と壊していく意識の革命を感じました。目の前にある「映像」をもう一つ別な視点の見方にすることで私たちの概念を壊しています。
そして、私たちも、日常で自分なりに「見立て」をやってみたい衝動に駆られます。
これは、確実に伝染します。
又、言葉(暗転)と映像が交互に繰り返すリズムが、初めは「まばたき」と思っていましたが、作者自身の「心臓の鼓動だ」と思いました!
一年経った今は、作品が…言葉と映像が、鼓動になって響いてきます…(藤澤伸太郎) 


白さぎの影は黒さぎ りんごと銀河 空いっぱいの空豆

バーコードの服が鼓動する


2016年7月22日

 


 

| oiai | 08:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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