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合谷柊音 2018年作品
2018.12.12 Wednesday | category:合谷柊音
題名:鹿 作者:合谷柊音 ・多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース2年 ツイッター→https://twitter.com/gkb_4th インスタグラム→https://instagram.com/gkb_4th ・華奢だけど力強い、荒々しいけど美しい、を意識して作りました。自然素材のみを使いつつ、 硬い風合いを出すことに苦労しました。(合谷柊音) 要らなくなった物、段ボール、新聞紙、布、テープ等の自然素材を使って、お化けの鹿を作っ たインスタレーション作品です。 壁を背に設置された鹿は、遠くから見ると、凛々しく力強い姿に見えます。 しかし、近づいて見ると顔や身体が大きく崩れて悲しい姿に一変します。まるで鹿がお化けに 変身したようです。 そのギャップが斬新です。大変シュールで面白いです。 廃品を荒々しく括り付けた骨格が素晴らしいです。 空間をドラマにして巻き込んだインスタレーション作品になっています!!!傑作です。 釣り糸で身体を釣り下げたこと、角を翼のようにしたことで必死に浮き上がろうとする様相が 出ています。 又、身体や角を間近に見ると小さなお化けたちが踊っているようです。 ただ、布が少し減らして骨格をもっと生かして欲しかったですし、床の布も無くても良かった です。 これからも、アングラ演劇的な空間がドキドキする表現に挑戦してください!!(藤澤伸太郎) 遠くで見た鹿の凛々しい姿 近くで見た悲しみに崩れた顔 廃品で作られた荒々しい 骨格のお化け 真夏のアングラ舞台 鼓動高まり跳ねる鹿 君は捕まえることが出来ない 野生のお化け 2018年12月6日
⇒ 榊原 (08/16)