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合谷柊音 2018年作品
題名:鹿
作者:合谷柊音
・多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース2年
ツイッター→https://twitter.com/gkb_4th
インスタグラム→https://instagram.com/gkb_4th
・華奢だけど力強い、荒々しいけど美しい、を意識して作りました。自然素材のみを使いつつ、
硬い風合いを出すことに苦労しました。(合谷柊音)


要らなくなった物、段ボール、新聞紙、布、テープ等の自然素材を使って、お化けの鹿を作っ
たインスタレーション作品です。

壁を背に設置された鹿は、遠くから見ると、凛々しく力強い姿に見えます。
しかし、近づいて見ると顔や身体が大きく崩れて悲しい姿に一変します。まるで鹿がお化けに
変身したようです。
そのギャップが斬新です。大変シュールで面白いです。
廃品を荒々しく括り付けた骨格が素晴らしいです。
空間をドラマにして巻き込んだインスタレーション作品になっています!!!傑作です。
釣り糸で身体を釣り下げたこと、角を翼のようにしたことで必死に浮き上がろうとする様相が
出ています。
又、身体や角を間近に見ると小さなお化けたちが踊っているようです。
ただ、布が少し減らして骨格をもっと生かして欲しかったですし、床の布も無くても良かった
です。

これからも、アングラ演劇的な空間がドキドキする表現に挑戦してください!!(藤澤伸太郎)


遠くで見た鹿の凛々しい姿
近くで見た悲しみに崩れた顔
廃品で作られた荒々しい
骨格のお化け

真夏のアングラ舞台
鼓動高まり跳ねる鹿
君は捕まえることが出来ない
野生のお化け


2018年12月6日

 

| oiai | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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