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鷲見友佑 2017年作品

題名:no title (light)
作者:鷲見友佑
・隠すための光
今年の展示はとても多くの発見をさせてもらいました。oiaiにはこれからも毎年展示したいです。よろしくお願いします。(鷲見友佑)
・アドレスwashimiyusuke.tumblr.com
・武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科3年


大変明るく眩しい円環のライト(LED)を4体とコードとコンセントを使用して、真ん中にいる人間の身体を見えなくするインスタレーション作品です。

今回は、今までの作者の作品とガラッと変わりました。
余分なものが削り取られて骨格だけのシンプルな作品になりました。
本来の照明は、明るくして人や物などをより見せるための装置です。
それを、逆転の発想で人間を隠してしまう光りの装置したのは、大変面白いです。傑作です!!!
4つの大きな円の周りを眩しく照らすことで、それを支える骨組みの真ん中に影の空間を造っています。その影の空間に人間がすっぽり入って隠されます。
又、コードやコンセントを隠さずにわざわざ見せる表現も格好いいです!!
その結果、全体が昆虫の化け物のように見えて、ユーモラスですし、花にも見えます。
まるで、人間が消えて昆虫になったようです。

この抽象化された「隠す」という装置が、私たちの想像力を掻き立てます。

…現代の都市空間は、ますます眩く輝く光りの氾濫です。そして影にいる私たち人間や物はますます見えない存在になっています。
そんな都市空間を抽象化しているようにも思えます。

より明るくなった光りから生まれる「影」の人や物への想いが新しいです。
影に隠されたコードやコンセントをわざわざ見せたことが秀逸です!!!

ただ、もう2体ライトを加えて外に向けて設置して、真ん中の影の空間を浮き上がらせて欲しかったです。その影の空間に僕も入りたかったです。(藤澤伸太郎)


まるいまばゆい光りの影に 君は隠れた 昆虫になって吸い寄せられた僕

見ても見ても見えるものしか見えない見はてぬ夢の隠れんぼもうーいいーかいまーだだよーーー


2017年12月3日
 

| oiai | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鷲見友佑 2016年作品

題名:鯨(148シリーズ(珊瑚))、鮫(148シリーズ(珊瑚) 
作者:鷲見友佑
・武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科2年
・この作品はヘルメットの内装に注目したものだ。
ヘルメットの内装は、かなり魅力的な形をしている。私はそこに魅力を感じた。(鷲見友佑)
・最近の活動はTwitterで見てください!!おもしろいことしています。(鷲見友佑)

「ヘルメットの内装」をいっぱい使って、それを編んで繋げて、鯨と鮫の被り物を作り、それを実際に人が被って動いて作品になります。
人が被っている様子は、そばで見ると、その人が珊瑚の中に迷い込んでいるようですし、珊瑚の奥に見える目や唇が刺激的です。
遠くから見ると、鯨や鮫が泳いでいるように見えます。
又、被っている中の人からは、生い茂った珊瑚の隙間から外の街や人々の様子が視覚だけでなく、皮膚にまで伝わります。
その様相は、現代の入り組んだ都市空間に迷い込んでしまった私たちを思わせます。
ヘルメットの内装から出来た隙間だらけのビニール繊維の皮膚は、私たちが現代に感じる危うく不安なディテールを表して、秀逸です!
被った人は、外と内とのスカスカのもどかしい距離感から、無意識な感覚を呼び覚まして、思わぬ行動をします。それが、大変面白いですし、外の私たちも、その動きに思わず参加したくなります。
それと、小さな靴の作品を履いて歩く様子は深海の奇妙な魚が泳いでいるようでユーモラスです。

その被り物、中の人、外の人と空間の関係性の動きに、ブラックユーモアを漂わせています。傑作です!!
ただもっと、沢山被り物を造って会場を10体ぐらい泳いでいる姿を見たかったです。
これからが大変楽しみです!(藤澤伸太郎)

    
ビニールの網目を皮膚にして 鯨と鮫が空を泳ぐ 迷い込んだ珊瑚から見える都の網目の塔     
    

2016年11月11日

 

 

 

 

 

 

| oiai | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鷲見友佑 2015年作品
題名:「面」「Simi」
作者:鷲見友佑
・日常生活を面に写し込みました。木材
・高校時代に製作しました。
・武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科1年

・展覧会を開催します!
日食という展示グループに所属しています。
第二回が、原宿デザフェスギャラリーで三月十九、二十、二十一日にあります。是非いらしってください。
@artgiftlove

最近の活動はTwitterでみてください!!おもしろいことしています!(鷲見友佑)


「面」
人と物を木彫りで作った9体の能面です。
大変素晴らしい作品です!!
人が4人、烏が1人 、物が4人の構成で出来ています。
その組合せがとても面白いです。何かが始まりそうな雰囲気があります。
人も烏も物も、格好悪くてネガティブな表情がとても魅力的です。
何よりも、チャック(ファスナー)の面が傑作です!!
一番小さいはずなのに一番大きくユーモラスな動き(持つところが動かせます)があります。
ドラマの進行を決めてしまう力を持っています。

作者は、家族のお面、烏、ペットボトル、電球、コンセントプラグ、最後にファスナーと、どんどんまとまらない方にお面を作っていきます。
その貪欲さに底知れない情熱を感じます。
自分の枠を壊して自分の境界を押し広げています。
このファスナーの面が入ったことで今までにない新しいドラマ(劇)が生まれそうです。
大きなファスナーの面がどんなドラマを、日常のストーリーを作っていくか、ワクワクします!

又、お面の造形も、プリムティブな表現がネガティブなお面の表情を魅力的にしています。
もう一つファスナーのように、動かせる面があればもっと面白かったです!

この貪欲さで、芸術の限界を超えた新しいジャンルを造っていって欲しいです。

…若い時、アングラ演劇で仮面を作りました。
皮膚の仮面です。
人の顔の皮膚を大きく広げた仮面と、魚のようにとんがらせた仮面です。
弱い動物が威嚇や、異性を引き寄せるために形態を変えるのがヒントです。
ブラックユーモアのあるシュールな仮面になり、傑作でした。(藤澤伸太郎)


顔の皮膚ぐんにょり伸ばして広げて 仮面を作る 水の舞台ろうろうと舞い上がる

2015年12月19日

「Simi」
ポリエステル樹脂性の素材で造ったオブジェです。
小品ですが、大変面白いいい作品です。

何かの生き物がどろどろに溶けて「シミ」になったような立体です。
その形にかろうじて生き物の痕跡が見えますが、今も生き生きとしています。
何よりも、その立体の影に自分の姿がくっきり見えるのが、傑作です!
元の姿は、自分だったのか?いろいろなものに見えてきて、考えさせてくれる作品です。
ただ、小さい目の玉は無いほうがいいです。窪みぐらいにして、もっと掴みどころがない形になり、変化していく動きがでます。

もっと、沢山いろんな形に造って、どれも、自分の影にしてみたらと思います。もっと攻めていって欲しいです!(藤澤伸太郎)































 
| oiai | 08:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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