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東京五美術大学 連合卒業・修了制作展

題名: 欲
作者: 多田まひろ
・自分が幸せになれる方法を探している人たちを描きました。みんな欲を持っています。欲のままに生きるのは難しいけれど、失敗したり喜んだりしながら欲張りに生きてくことは美しいと思います。(多田まひろ)


東京五美術大学連合卒業修了制作展に、多摩美術大学絵画学科油画専攻4年の多田まひろさんが出品します。

100号の画面いっぱいに大勢の若い女性が描かれたアクリル画です。
みんな楽しそうに色とりどりで大変きれいです。
でも、よく見ると、裸の人、お尻を向けている人、下着の人、四つんばいの人…とプライベートな姿が見えます。
プライベートな欲と公の欲が全部一緒に均等に描かれているところが、新しいし、素晴らしいです。
画面全体に若い女性の生きる姿がフラットに表現されメッセージ性が感じられます。傑作です!
是非見に行ってください!(藤澤伸太郎) 



 

 

東京五美術大学連合卒業・修了制作展


開催日程:2014年02月20日(木)〜2014年03月02日(日)
10:00-18:00 *入場は17:30まで *2月25日(火)は休館

開催場所: 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)


【参加大学】

多摩美術大学 / 女子美術大学 / 東京造形大学
日本大学芸術学部 / 武蔵野美術大学

【参加学科】

日本画 / 油絵 / 版画 / 彫刻

【講演会】

テーマ:「五美大展私考」
日時:2月24日(月)14:00-16:00
講師:安齊重男(多摩美術大学客員教授)
場所:国立新美術館3階講堂

 



 
| oiai | 10:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
多田まひろ 2013年作品
題名:あたしが一番
作者:多田まひろ
・ ベッドの上で跳ねているのはうさぎ。ベッドの下で横になっているのはとり。どちらも「あたしが一番」と思っている。
・根拠なんてない。けれども、自分はできる、自分が一番だと思い込まないとやってられない場面が多々ある。そんな状況や気持ちを、あえてチープな素材にキャラクターのコミカルな動きで描いた。(多田まひろ)
・多摩美術大学絵画学科油画専攻3年
卒業後作家活動予定
★東京五美術大学連合卒業修了制作展に出品
国立新美術館
2月20日(木)〜3月2日(日)10時〜18時(25日休館)。


「子供」の匂いがすると同時に、作品を鑑賞する子供を楽しませようとする「大人」も感じさせる作品だと思います。
素材も、ボードをダンボールで補強したものに描いてあり、微妙に曲がっていて 工作した感じがいいと思います。(堀内知之)


一見すると自分のノートに描かれたプライベートな落書きに見えます。それを大きな画面(110cm×80cm)に描き、チープなイラスト画にしています。
今日のネット空間の場でプライベートなつぶやきを見ているようですが、コミカルに描くことで客観性が生まれています。
又、安っぽい少し歪んだボートに描き、より軽さが演出されています。その舞台で、兎と鳥、それと画面の外に豚の尻尾が?「あたしが一番」と叫んでいます!
ベッドの下から兎を見ている鳥がシニカルで実にいいです!
もっと他の「あたしが一番」もあるとより面白くなったと思います。

作家として勇気を持って、さらに自分の絵画の言語を見つけてください。期待してます!(藤澤伸太郎)
 







 
| oiai | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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