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村松弘之2021年作品
夜の繁華街ビル地下のディスコ
蛍光色点滅に踊り狂う退廃の火

帰りたいけど帰り道わからない
彷徨い辿り着いた遠い日の海辺
どうしても辿り着けない家の灯

木漏れ陽に幼い声が飛びかう昼

collabo 藤澤伸太郎

 

| oiai | 12:42 | comments(0) | - | - | - |
村松弘之「都市計画」
現代美術家

都市計画と人間の欲望が破綻をきたしているところが大変面白いです!!
計画プランを立て、敢えて作者の欲望のおもむくままに描いて破綻をきたす表現、自らを素材
にした実験的作品。
もっとメチャクチャにした方が私たちへの警告になったと思います。特に中心部の歪んで行く
表現がシュールでいいです。

 

| oiai | 12:42 | comments(0) | - | - | - |
村松弘之 2013年作品
題名:夜のおわり
作者:村松弘之

・水彩、墨汁 B2タテ 12枚 (縦)728mm×(横515×12枚)6180mm
・インスタレーション、絵画
・"夢から覚めた現実"というテーマで描き始めた連作ですが、
 作品が勝手に一人歩きしていきました。
 得体の知れない異物感を感じていただけたらと思います。(村松弘之)


大胆な構成で余白が美しく、クールな作品だと思います。
一列の展示が秀逸。(山本寛之)

遠くから見ると、表面的には水彩画のように見えるのですが、
展示方法や雰囲気から宗教的な臭いも漂っていました。
展示してある壁全体が、空気のように動いているようにも感じました。
具象的なものが描かれているのではないのですが、
見る側に臭いを感じさせる作品ではないでしょうか。
前年に比べ、絵画的な印象 ではなく、
壁面を含んだ空間的な作品になっていたよう思います。(袴田竜太郎)
 
頭のような形を水彩で滲ませて描き、
その偶然の滲みから作者が触発されるままに描いた作品です。
決して自分から描くのではなく受け身に徹したことが、
作者の無意識がイメージ化され極めて独創的で優れた作品です。
意識の底に眠っている不安や恐れが頭の形が
えぐられて内部が露出したように現れています。
それを12体、一列に並べたことで水平としての空間が生まれ、
見ている自分も同じ水平に存在していることを感じさせます。
その空間が大変かっこいいですし、美しいです!(藤澤伸太郎)










| oiai | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
村松弘之 2012年作品
題名:空を裂く
作者:村松弘之

・冬の木の枝が、空を裂く亀裂のように
 見えたことから着想しました。
 現実の裂け目から垣間見える世界、
 不安定な地方の社会をテーマにした作品です。
(文、村松弘之)
・HP http://www1.linkclub.or.jp/~h-mura/
・心象画家


樹の枝を素描した絵を9点、
幅690×高さ370cmの広い
壁面にインスタレーションした作品です。

この作品の面白いのは、
広い壁面に明るいところと
暗いところを造ったことです。
暗いところの絵は、
不気味なイメージに見えます。
気味悪い虫やねずみ、あるいは、
大空がひび割れているようにも見えます。
明るいところの絵は、
木の枝が描かれていることがわかります。

大空と樹の枝という地方の日常風景が
不吉なイメージに変貌してしまうという
作者の心象的な不安が見る人も広い壁面での
インスタレーションを体験することで、
私たちとの共通の不安になりえます。

いつも彼は実験的な試みで、
絵の見方を広げてくれます。
地方から生まれた意欲的で
優れたインスタレーション作品です。
淡々と描かれた素描は、大胆な構成と、
繊細な線が素晴らしいです。(文、藤澤)










| oiai | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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