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村松弘之 2013年作品
題名:夜のおわり
作者:村松弘之

・水彩、墨汁 B2タテ 12枚 (縦)728mm×(横515×12枚)6180mm
・インスタレーション、絵画
・"夢から覚めた現実"というテーマで描き始めた連作ですが、
 作品が勝手に一人歩きしていきました。
 得体の知れない異物感を感じていただけたらと思います。(村松弘之)


大胆な構成で余白が美しく、クールな作品だと思います。
一列の展示が秀逸。(山本寛之)

遠くから見ると、表面的には水彩画のように見えるのですが、
展示方法や雰囲気から宗教的な臭いも漂っていました。
展示してある壁全体が、空気のように動いているようにも感じました。
具象的なものが描かれているのではないのですが、
見る側に臭いを感じさせる作品ではないでしょうか。
前年に比べ、絵画的な印象 ではなく、
壁面を含んだ空間的な作品になっていたよう思います。(袴田竜太郎)
 
頭のような形を水彩で滲ませて描き、
その偶然の滲みから作者が触発されるままに描いた作品です。
決して自分から描くのではなく受け身に徹したことが、
作者の無意識がイメージ化され極めて独創的で優れた作品です。
意識の底に眠っている不安や恐れが頭の形が
えぐられて内部が露出したように現れています。
それを12体、一列に並べたことで水平としての空間が生まれ、
見ている自分も同じ水平に存在していることを感じさせます。
その空間が大変かっこいいですし、美しいです!(藤澤伸太郎)










| oiai | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
村松弘之 2012年作品
題名:空を裂く
作者:村松弘之

・冬の木の枝が、空を裂く亀裂のように
 見えたことから着想しました。
 現実の裂け目から垣間見える世界、
 不安定な地方の社会をテーマにした作品です。
(文、村松弘之)
・HP http://www1.linkclub.or.jp/~h-mura/
・心象画家


樹の枝を素描した絵を9点、
幅690×高さ370cmの広い
壁面にインスタレーションした作品です。

この作品の面白いのは、
広い壁面に明るいところと
暗いところを造ったことです。
暗いところの絵は、
不気味なイメージに見えます。
気味悪い虫やねずみ、あるいは、
大空がひび割れているようにも見えます。
明るいところの絵は、
木の枝が描かれていることがわかります。

大空と樹の枝という地方の日常風景が
不吉なイメージに変貌してしまうという
作者の心象的な不安が見る人も広い壁面での
インスタレーションを体験することで、
私たちとの共通の不安になりえます。

いつも彼は実験的な試みで、
絵の見方を広げてくれます。
地方から生まれた意欲的で
優れたインスタレーション作品です。
淡々と描かれた素描は、大胆な構成と、
繊細な線が素晴らしいです。(文、藤澤)










| oiai | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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