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2019年oiai美術展DMデザイン:今津良樹
題名:2019年oiai美術展DM、ポスター、アニメーション
作者:今津良樹 
・東京芸術大学大学院アニメーション卒 アニメーション作家  
☆☆☆今津良樹のアニメーションが第22回文化庁メディア芸術祭にて「モフモフィクション」
「サザンオールスターズ『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』」が、審査員推薦作品選出!!!
凄いです!!!☆☆☆


今津良樹デザインの今年のoiai美術展のDM、ポスター、アニメーションはカモメが描かれた
ハンカチの絵です。
猛暑の8月に涼しいデザインのハンカチで汗を拭いてください。と言う洒落です。
大変面白いです!!
しかし、よく見ると何か騒ついて胸騒ぎを覚えます。一見、青い大空に何羽も飛んでいる
爽やかな風景に見えますが、アニメーション作家ならではの表現を静止画に落とし込んでいます。
一羽のカモメが飛んでいる動画の何十コマをバラバラに一枚のハンカチに描いた実験作です!!
それゆえ、一羽のカモメが懸命に大空でもがいて飛び回っている動画が浮かびあがります。
あるいは、敵をあざむき自分を強く見せて何十羽も飛んでいるように見せている(忍者の分身の術)
なのか?(笑)
又は、地球の異常気象で騒ついているのか?と、見る人がいろいろと考えることが出来ます。
羽根の先の黒い色がドキッとして効果的です。僕は、ヒチコックの「鳥」を想起し、大変好き
です!!!
oiai美術展是非お出かけください。(藤澤伸太郎)

 

 

 

 

 

| oiai | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
袴田竜太郎 2018年作品
題名:ジャングルジムのエスキース
作者:袴田竜太郎
・多摩美術大学 絵画学科油画専攻卒 インスタレーションを生かした新しい絵画を表現


子供と楽しく遊んだ帰り際。
ジャングルジムと樹に沈む夕陽が重なり、その瞬間の生命が燃え上がるような美しさが感動的
です!!と同時に、画面その物が虫食いのように侵食されている形に衝撃を受けます。
まるで、生命が滅びていく無常感を強く感じます。
今まで見たことのない画面の形は、長方形の画面をひたすら外から侵食した形になっています。
中は虫食いのような穴がいくつも空いていて、それが返って生命の儚さを際立たせています。
傑作です!!!
足元が夜の空になっているのも、昼と夜の境目の美しさを感じさせます。
その夜空も虫食いで穴が空いています。
ただ僕としては、侵食されて虫食いになった画面を生かすために、絵はもっとシンプルに抽象化
して欲しかったです。
まだ画面が重過ぎます。
シンプルにしたほうがコンセプトを越えた圧倒的な詩になりますし、見る人とのインスタレー
ションとしての空間が生まれます。
でも、僕は今回の作品が一番好きです!!作者の飽くなき執念を感じています。(藤澤伸太郎)


子供と遊んだ帰り路
ジャングルジムに夕陽燃え上がる

侵食する日々が輪郭を崩していく
昼と夜の境目に虫食いの穴が空く

子供だった君と追っかけこの遊び
ジャングルジムを何回も何回も回り続けた


2019年6月27日

 

 

| oiai | 05:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鷲見友佑 2019年作品・藤田卓見 撮影
題名:central
作者:鷲見友佑・撮影:藤田卓見  
・カラーコーン、他
・H:280 W:213 D:340cm
・鷲見友佑→武蔵美術大学空間演出卒、今大変注目されている若手アーティスト。
・藤田卓見→多摩美術大学グラフィックデザイン卒、鷲見作品や藤澤アングラ演劇の写真で
大変優れた映像。若手写真家作者の鷲見がカラーコーンを大量に輪切りにして、高熱で溶か
してくっ付けた340cmの大作です。
作品画像3枚目(藤田卓見撮影)が、大変優れた映像ですし、鷲見友佑立体作品の魅力が遺憾
なく表現されて立体作品、写真とも、見事な傑作です!!!
カラーコーンが重なった形がまるで原子炉の事故で無惨に溶けて爛れてグロテスクな怪物に
なり、私たちの現代社会を痛烈に警告しています。

今回の作品が巨大化したことは、今までの作品群とは全く違う、宇宙からの視点が生まれま
した。
今までの小さな作品との対峙する造形作品からは表現出来ないスケール感と、宇宙からの視点
があります。、私たちがこの作品と共に存在する意識が生まれました。
それゆえ、怪物(作品)の深い悲しみが伝わってきます。
それより大きかったのは、作者が造形しようとするより、日々の格闘から、巨大な形の
「生々しい皮膚」が生まれたことです!!
自分より強い相手に戦いを挑んだ結果です。
そこに、チャチな造形が入る余地がありませんでした。
それは、彼の日々の戦いの痕跡だけが残りました。
藤田の映像は、その圧倒的な大きさの痕跡から、生々しい皮膚感の細部を見事に写しとって
います。グロテスクで美しい姿が浮かび上がって、新鮮な驚きを私たちに与えます。

これからも、巨大な作品あるいは手の内に治まらない偶然性の強い作品を求めます。
その行為が作者の底に沈んでいるものが、外へと圧倒的な強い力で沸き上がります。
宇宙からの視点で捉えるしかない人間の存在、新しい芸術を生み出して欲しいです。
期待してます!!! 


巨大な怪物の肌は赤く爛れ
宇宙を見る目が悲痛に歪む
横たえた大きな身体
頭を天に持ち上げる
僕はとんでもないものに
向かって戦っているのか
日々残る月光に輝く痕跡
ヘルプ!ヘコンダチキュウ!ヘイワヲサケブ!変奏曲!


2019年6月6日

 

| oiai | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「鈴木康広 センス・オブ・スケール展」
鈴木康広の作品「日本列島のベンチ」が
縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展
6月23日迄 横須賀美術館
に展示されています。
・世界的に活躍目覚ましいアーティスト、「毎日デザイン賞」を始め数々の受賞を獲得。


「日本列島のベンチ」2014年
実際の日本列島と同じ向きに設置

何人もゆったりこのベンチに座っていますと、自分が座るときにはほとんど全体の形が
分かりません。
そのうちに、何かエッジがゴツゴツ変な形のベンチだなあ〜と、全体の形を確かめたく
なり、立って周りを回って形を探します。あっ!日本列島だ!北海道だ!北の方に北海道
がある!と方角も分かり始めて思わず誰かに話しかけますし、浜松市を指差して、そこに
住んでいると、おそらく誰かに言います!(笑)
又は自分が座っているところが北海道なら、そこから見る日本列島の形はいつもと逆で
全く違う形に見えます。つまり、気付きを自分で体験出来、発見したことに興奮し伝えた
くなります。実際の日本列島と同じ向きだから、新潟から見た東京、京都の方向も分かり
始めて楽しくなります。

もう一つは、スマホなどで写真で撮る場合、かなり高い所から、俯瞰して撮らなければ
日本列島は撮れません。
だから、ベンチの日本列島が認識出来ても、写真にはうまく全体が撮れません。
そこが、現代のインスタ映えに、逆流した作品で面白いです。
作者のさりげない表現に、返って時流に対する強い気持ちを感じます。
僕は、新しい表現を感じて大変好きです!!
全体が見えにくい、でも探して体験するとわかったときの興奮!
さらに又、みんなが居なくなる迄待てば、まるで天空にゴツゴツ入り組んだ日本列島が
浮かび上がって見えて幻想的です。
太古の日本列島誕生のイメージです。
一番気に入ってるのは、ベンチに座った人物が主役に成れることです。
だから、あるポーズをじっと動かずにいて(1時間位)ベンチのように作品に成り切りた
いです!!(笑)
彼は、さりげなく非日常的な舞台→日本列島のベンチを私達に提供してくれました!!
是非!体験してみてください!!(藤澤伸太郎)

 

| oiai | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「今津良樹アニメーション作品『さよならごっこMV』」
題名:「さよならごっこMV」
作者:今津良樹
●今津良樹のアニメーション
☆☆「さよならごっこMV」手塚治虫の
「どろろ」の実写番ドラマのエディングテーマ☆☆

amazarashi 『さよならごっこ』Short Music Video /
TVアニメ「どろろ」エンディング・テーマ


☆☆☆今津良樹のアニメーションが
第22回文化庁メディア芸術祭にて「モフモフィクション」
「サザンオールスターズ『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』」が、
審査員推薦作品選出!!!凄いです!!!☆☆☆


「どろろ」見ました。圧倒されました!!!
勢いがあります!!!
ぐいぐい引き釣り込まれまた。
怖い暗黒の劇を見せられているのに、
生き生きとして悲しくて美しいです。
何よりも、作者の勢いのあるドローイングが素晴らしいです。
次々とドローイングしていく展開がドラマの流れを作っています。
役者がドローイングそのものに成り切って、
とんでもない演技をしているようです。そこが斬新です!!!
特に社会や人間たちの外からの攻撃で人物のなかの
身体がまるで激しい渦を巻いているように、
次々と溢れだし変化していくのが、人間の内面の感情、
欲望を視覚化して切なくなります。
グロテスクで怖い表現で「人間の深い奥底」の
どうしようもないものが現れていますが、
悲しくて美しいです。傑作です!!!(藤澤伸太郎)


ヒュードロヒュードロヒュードロロ
閃光稲妻闇夜切り裂く
オメメがドロロドロロと飛び出る飛び散る
口から溢れて溶けだす胎内内臓臓器
ヒュードロヒュードロヒューマンドロロ
ドローイングドロドロ描き殴り続ける
砕ける身体からほとばしる血の飛沫肉の蠢き

愛しい貴女の手が解けて真っ逆さまに落ちる真っ暗闇
ヒュードロヒュードロヒューマンヒューマンヒュードロロ


2019年4月15日

 
| oiai | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
久保田華布 2018年作品
題名:「兄」「漫画をモチーフにする」 
作者:久保田華布
・女子美術大学 美術学科洋画専攻2年 
・「兄」をモチーフにしたポップな油絵。
「漫画をモチーフにする」漫画をモチーフにして障子の扉から兄が覗くシーンコマ割りで
描いた油絵   


「兄」
文句なしに面白いです!!斬新ですし、新しい絵画です!!!
大変ポップな表現、まるで劇画的なオーバーな絵、サイケデリックな色彩と現代の流行を
集めた過剰な表現ですけど、思い切った引き算で流行の一過性だけでない不変性を勝ち取
っています。
それは、人物の過剰な色彩表現に反して、背景の灰色の無機質な色と千切れた神経、毛細
血管、大きく空けた口の穴の暗闇の底知れぬ深さ。
彼をからかう周りの灰色の背景(社会)、内面の暗闇の深さを抱いた人間性に時代を超えた
ものを感じます。
からかわれた彼の「心の奥からの叫び」が、私たちに共振します!!
まるで、からかわれた自分が心の底から叫んでいるようです。
傑作です!!!

「漫画をモチーフにする」
漫画をモチーフにして、覗いていた兄が障子扉を閉めて見えなくなるカット割りの表現と、
その兄の消えていく気配だけを画面から外へと表現したインスタレーション作品です。
作者が漫画を読んで感じていることと、日常で起こる何気ない出来事を見事に結び付けて、
障子戸を閉めてもそこに残る兄の気配をカラフルな色彩で表し、2人の人間関係と空間と
の機敏を見事に作品化しています。
ただもう少し気配の表現に嫌な面も欲しかったです。漫画等をモチーフにもっと描いてく
ださい!!(藤澤伸太郎)


兄の僕は親戚中から嫌われていた
外で兄のこと悪く言われ妹は泣いて帰ってきた
僕は好きなことをやっていたので平気だったが
妹の涙は辛かった

夜の海の砂浜で叫んだ
口の奥の暗闇で叫んだ
周りの灰色がひび割れて
顔がサイケデリックに染まった


2019年3月1日 

 

 

 

| oiai | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
堀内知之、石部泰亮ドローイング
 題名:堀内知之、石部泰亮ドローイング

・堀内知之は「ボディ」の飛行機の作品を制作する前に何枚もエスキースのドローイングを
します。 
「発想」そのものが立体や空間になるように、繰り返しドローイングして制作しています。
したがって、そこに造られた水面に半分沈んだ飛行機のボディは空間を巻き込んで存在して
います。
そこに、遭難した飛行機への作者の悲しみが投影されて埋没した想いが詩になっています。

・石部泰亮のドローイングは顔とストローとカップをエスキースしているときに顔をストロー
にしてしまうアイデアが浮かび上がってきました。
作者のストローの顔の発想は、人は朽ちて居なくなってもストローは朽ちないで永遠に残って
しまうと言う皮肉が出て大変面白いですし、怖いです!!

ドローイングは、作品制作する人の「無意識」と「表現」を結びつける「詩」です。
(藤澤伸太郎)

 

 

 

| oiai | 09:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
瀧嶋三稀 2018作品

題名:投影

氏名:瀧嶋三稀
・武蔵野美術大学 ・油絵学科
・作品の説明など
この作品は、私が好きなアイドルの顔が好きすぎて、そのアイドルの顔になりたいのになれないことへの不思議さから制作しようと思いました。
私が鏡に映った私の顔をみて私を描いているのですが、実際にキャンバスに描かれているのは私とは似ても似つかない顔です。
そして、大きいほうの絵の中で描かれている絵と外にあるもう一枚の絵はリンクしています。
余談ですが、作品について話す機会があった際、私は絵の中の私と全く同じ格好をして登場してみたりもしました。
・コメントなど
今回は今まで描いてきたものと違うことをしてみました。 今までの自分の思考を長く続けていくというか、このままの状態で成長を望むことが大変難しく感じたからです。
また、これまでは実際にキャンバスに向かう際に自分のガッツ任せになっている部分が大きく、パッと見たときの印象は強いかもしれないけれど、制作中、精神がどんどん削られていきこのスタイルを今後続けていったらいつか自殺してもおかしくないと思いました。
だから、長く続けていくためにもこれまで自分が強みにしてきたことを何か別のことに変換しよう と思って、これまで強みにしてきたガッツの強さを思考に変換しました。
何より、作品を作ると考えた途端やりたくてやっていることのはずなのにすごく辛くなって、積極的に取り組む姿勢がなあなあになってしまっていたけれど、実験と捉えることでだいぶ自分の中で身近な存在に変換することができたと実感しています。
自分の中で、今回の作品を様々なことへのスタートにしていこうと思います。(瀧嶋三稀)
今回は1つの画面に収まらないインスタレーション作品にしたのが大変面白いです。絵からアイドルの顔が私たちの日常空間に飛び込んで来ます!!!
しかも、その顔がシュールで傑作です!!!
以前から作者に言っていた多面的的な視点で表現したことが、今日的な視点の新しい表現になっていますし、大変面白いです!!楽しんで見れます。
顔がいっぱいあるのがいいです。飛び出した絵の顔が人造人間のアイドルが怖いですが、アンドロイドの深い悲しみが伝わってきます。
作者の「深い無意識」が表現された飛び出した絵の演劇的な表現が成功しています。この2つの画面の作品で作者は、自分の作った脚本で自らが演じて、アンドロイドのアイドルが誕生する物語を創作して楽しんでいます。
たがら、私たちもいろいろ感じて楽しめます!!
上部の白黒のアイドルの顔ももっと描いて欲しいです。
演技もまだ固いですから伸び伸びと…
自ら脚本を作って演じる方法は、私たち現代の世界に作者の無意識が突き付けられます。自分の絵を客観的に見た大変優れた作品です!!!(藤澤伸太郎)
あけてもくれてもくるおししいほど
あなたは愛するアイドルを
あしたもあさっても描きつづけた
ある日あなたは愛するアイドルになりきって
あからさまに自画像を描いた
あげくのはてに
あなたはアイドルになった自画像を
あなたの絵から持ち出した
あきらかに大きな目玉の機械仕掛け
アイドルそっくりの人造人間の自画像
アンドロイドの悲しみを
あなたは知った
2018年12月24日
| oiai | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
合谷柊音 2018年作品
題名:鹿
作者:合谷柊音
・多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース2年
ツイッター→https://twitter.com/gkb_4th
インスタグラム→https://instagram.com/gkb_4th
・華奢だけど力強い、荒々しいけど美しい、を意識して作りました。自然素材のみを使いつつ、
硬い風合いを出すことに苦労しました。(合谷柊音)


要らなくなった物、段ボール、新聞紙、布、テープ等の自然素材を使って、お化けの鹿を作っ
たインスタレーション作品です。

壁を背に設置された鹿は、遠くから見ると、凛々しく力強い姿に見えます。
しかし、近づいて見ると顔や身体が大きく崩れて悲しい姿に一変します。まるで鹿がお化けに
変身したようです。
そのギャップが斬新です。大変シュールで面白いです。
廃品を荒々しく括り付けた骨格が素晴らしいです。
空間をドラマにして巻き込んだインスタレーション作品になっています!!!傑作です。
釣り糸で身体を釣り下げたこと、角を翼のようにしたことで必死に浮き上がろうとする様相が
出ています。
又、身体や角を間近に見ると小さなお化けたちが踊っているようです。
ただ、布が少し減らして骨格をもっと生かして欲しかったですし、床の布も無くても良かった
です。

これからも、アングラ演劇的な空間がドキドキする表現に挑戦してください!!(藤澤伸太郎)


遠くで見た鹿の凛々しい姿
近くで見た悲しみに崩れた顔
廃品で作られた荒々しい
骨格のお化け

真夏のアングラ舞台
鼓動高まり跳ねる鹿
君は捕まえることが出来ない
野生のお化け


2018年12月6日

 

| oiai | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鈴木康広 2018年作品
題名:地球の体操
作者:鈴木康広
・国内外でめざましい活躍!!「毎日デザイン賞」他、数々の賞を受賞、国際的アーティスト


N極とS極の磁力で地球上の鉄棒をくるくる回転体操する玩具

先日深夜、満月が天空に大きな輪を描いていました…銀色に輝いて大変神秘的でした。
この玩具の鉄棒でくるくる回転する人物の輪と宇宙の輪が重なりました。 
小さな器械体操の玩具ですけど、体操する人物は地球の遥か頭上、壮大なスケールの輪と
重なろうとしています。

大回転していると思うと突然バランスを失って、あわてて小回転になり、そしてぐんぐん
遠心力が付くと大回転になります。まるで人物が見えない力で振り回されているようで
ハラハラドキドキ、いつまで見ても飽きないです。
又、大回転の宇宙の幻想的なイメージと鉄棒を握る手元でギィーギィーギシギシと響く音
との対比が大変面白いです!!

じっと見ているといくら回転しても自画像の人物の顔が見えません。つまり、どちら側も
後ろ姿です。ちょっと怖いです。シュールです!!
永遠の後ろ姿は、地球を背に宇宙への見果てぬ夢を追い続けて回転する彼の想いと孤独感
を強く感じます。

それと対比的に手元でのギィーギィーギシギシ鉄棒と摩擦して響く音は、彼の身体と心が
葛藤して、もがいている叫びです!!
そこが一番好きです。小品ながら傑作です!!!

※尚、写真は体操している人の素早い不規則な動きに、宇宙へ瞬間移動して、又地球に
瞬間移動する様子を感じました。宇宙から力を貰って突然!力強く体操し始めます。
瞬間移動の写真です!!(藤澤伸太郎)


地球の上で器械体操くるくる回る
小さくくるくる大きくくるくる
はるかかなたの星ふるよる生きるか死にるか
満月が天空に大きな輪を描く

鉄棒にぎる手が叫ぶ
ギィーギィーギシギシ
ギィーギィーギシギシ
後ろ姿で食いしばる

貴女が見せた大きな月の輪バースデープレゼント


2018年11月1日

 

| oiai | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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