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瀧嶋三稀 2018作品

題名:投影

氏名:瀧嶋三稀
・武蔵野美術大学 ・油絵学科
・作品の説明など
この作品は、私が好きなアイドルの顔が好きすぎて、そのアイドルの顔になりたいのになれないことへの不思議さから制作しようと思いました。
私が鏡に映った私の顔をみて私を描いているのですが、実際にキャンバスに描かれているのは私とは似ても似つかない顔です。
そして、大きいほうの絵の中で描かれている絵と外にあるもう一枚の絵はリンクしています。
余談ですが、作品について話す機会があった際、私は絵の中の私と全く同じ格好をして登場してみたりもしました。
・コメントなど
今回は今まで描いてきたものと違うことをしてみました。 今までの自分の思考を長く続けていくというか、このままの状態で成長を望むことが大変難しく感じたからです。
また、これまでは実際にキャンバスに向かう際に自分のガッツ任せになっている部分が大きく、パッと見たときの印象は強いかもしれないけれど、制作中、精神がどんどん削られていきこのスタイルを今後続けていったらいつか自殺してもおかしくないと思いました。
だから、長く続けていくためにもこれまで自分が強みにしてきたことを何か別のことに変換しよう と思って、これまで強みにしてきたガッツの強さを思考に変換しました。
何より、作品を作ると考えた途端やりたくてやっていることのはずなのにすごく辛くなって、積極的に取り組む姿勢がなあなあになってしまっていたけれど、実験と捉えることでだいぶ自分の中で身近な存在に変換することができたと実感しています。
自分の中で、今回の作品を様々なことへのスタートにしていこうと思います。(瀧嶋三稀)
今回は1つの画面に収まらないインスタレーション作品にしたのが大変面白いです。絵からアイドルの顔が私たちの日常空間に飛び込んで来ます!!!
しかも、その顔がシュールで傑作です!!!
以前から作者に言っていた多面的的な視点で表現したことが、今日的な視点の新しい表現になっていますし、大変面白いです!!楽しんで見れます。
顔がいっぱいあるのがいいです。飛び出した絵の顔が人造人間のアイドルが怖いですが、アンドロイドの深い悲しみが伝わってきます。
作者の「深い無意識」が表現された飛び出した絵の演劇的な表現が成功しています。この2つの画面の作品で作者は、自分の作った脚本で自らが演じて、アンドロイドのアイドルが誕生する物語を創作して楽しんでいます。
たがら、私たちもいろいろ感じて楽しめます!!
上部の白黒のアイドルの顔ももっと描いて欲しいです。
演技もまだ固いですから伸び伸びと…
自ら脚本を作って演じる方法は、私たち現代の世界に作者の無意識が突き付けられます。自分の絵を客観的に見た大変優れた作品です!!!(藤澤伸太郎)
あけてもくれてもくるおししいほど
あなたは愛するアイドルを
あしたもあさっても描きつづけた
ある日あなたは愛するアイドルになりきって
あからさまに自画像を描いた
あげくのはてに
あなたはアイドルになった自画像を
あなたの絵から持ち出した
あきらかに大きな目玉の機械仕掛け
アイドルそっくりの人造人間の自画像
アンドロイドの悲しみを
あなたは知った
2018年12月24日
| oiai | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
合谷柊音 2018年作品
題名:鹿
作者:合谷柊音
・多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース2年
ツイッター→https://twitter.com/gkb_4th
インスタグラム→https://instagram.com/gkb_4th
・華奢だけど力強い、荒々しいけど美しい、を意識して作りました。自然素材のみを使いつつ、
硬い風合いを出すことに苦労しました。(合谷柊音)


要らなくなった物、段ボール、新聞紙、布、テープ等の自然素材を使って、お化けの鹿を作っ
たインスタレーション作品です。

壁を背に設置された鹿は、遠くから見ると、凛々しく力強い姿に見えます。
しかし、近づいて見ると顔や身体が大きく崩れて悲しい姿に一変します。まるで鹿がお化けに
変身したようです。
そのギャップが斬新です。大変シュールで面白いです。
廃品を荒々しく括り付けた骨格が素晴らしいです。
空間をドラマにして巻き込んだインスタレーション作品になっています!!!傑作です。
釣り糸で身体を釣り下げたこと、角を翼のようにしたことで必死に浮き上がろうとする様相が
出ています。
又、身体や角を間近に見ると小さなお化けたちが踊っているようです。
ただ、布が少し減らして骨格をもっと生かして欲しかったですし、床の布も無くても良かった
です。

これからも、アングラ演劇的な空間がドキドキする表現に挑戦してください!!(藤澤伸太郎)


遠くで見た鹿の凛々しい姿
近くで見た悲しみに崩れた顔
廃品で作られた荒々しい
骨格のお化け

真夏のアングラ舞台
鼓動高まり跳ねる鹿
君は捕まえることが出来ない
野生のお化け


2018年12月6日

 

| oiai | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鈴木康広 2018年作品
題名:地球の体操
作者:鈴木康広
・国内外でめざましい活躍!!「毎日デザイン賞」他、数々の賞を受賞、国際的アーティスト


N極とS極の磁力で地球上の鉄棒をくるくる回転体操する玩具

先日深夜、満月が天空に大きな輪を描いていました…銀色に輝いて大変神秘的でした。
この玩具の鉄棒でくるくる回転する人物の輪と宇宙の輪が重なりました。 
小さな器械体操の玩具ですけど、体操する人物は地球の遥か頭上、壮大なスケールの輪と
重なろうとしています。

大回転していると思うと突然バランスを失って、あわてて小回転になり、そしてぐんぐん
遠心力が付くと大回転になります。まるで人物が見えない力で振り回されているようで
ハラハラドキドキ、いつまで見ても飽きないです。
又、大回転の宇宙の幻想的なイメージと鉄棒を握る手元でギィーギィーギシギシと響く音
との対比が大変面白いです!!

じっと見ているといくら回転しても自画像の人物の顔が見えません。つまり、どちら側も
後ろ姿です。ちょっと怖いです。シュールです!!
永遠の後ろ姿は、地球を背に宇宙への見果てぬ夢を追い続けて回転する彼の想いと孤独感
を強く感じます。

それと対比的に手元でのギィーギィーギシギシ鉄棒と摩擦して響く音は、彼の身体と心が
葛藤して、もがいている叫びです!!
そこが一番好きです。小品ながら傑作です!!!

※尚、写真は体操している人の素早い不規則な動きに、宇宙へ瞬間移動して、又地球に
瞬間移動する様子を感じました。宇宙から力を貰って突然!力強く体操し始めます。
瞬間移動の写真です!!(藤澤伸太郎)


地球の上で器械体操くるくる回る
小さくくるくる大きくくるくる
はるかかなたの星ふるよる生きるか死にるか
満月が天空に大きな輪を描く

鉄棒にぎる手が叫ぶ
ギィーギィーギシギシ
ギィーギィーギシギシ
後ろ姿で食いしばる

貴女が見せた大きな月の輪バースデープレゼント


2018年11月1日

 

| oiai | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小西宣生 文・詩


旅人にあこがれて旅に出たけれど 
あした仕事なので帰ります 

へたくそだっていいじゃん 
だって印象派だもん

ドブにポテチの袋が落ちていた
ドブって濁点がふたつ付くじゃん 
2倍汚ないね

1分待って50センチ進み
1分待って50センチ進み
5ミリづつ死んで行く
混み過ぎて神様は見おせないって

電池がないからチャンネルかわらない

人間ヤバければ殺虫剤造るのに 
人にやさしいね人間って

貧しくもないし飢えてもいない 
これを「あまえ」って言うのでしょうか 
このごろ太っちゃてさ

座右の銘は臨機応変 
なので今日はやめます
エブリデー 
明日から頑張ります  
エブリデー 
毎日毎日
エブリデー


文・小西宣生

| oiai | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小西宣生 2018年作品
題名:2時50分デス。
作者:小西宣生
・油絵、インスタレーション
・毎年変形キャンバスによるインスタレーション作品を出品


いびつな変形キャンバスに男を油絵で描き、壁面4メートルの高さから斜めに展示した
インスタレーション作品です。

空間表現が大変ユニークで面白いですし、考えさせられます。
会場の壁面の天井の高さ(4m)を巧みに利用しています。
濃いピンク色の変形キャンバスに描いた男が精一杯、手を伸ばしてなんとか大空に届く
ようにしています。
その葛藤のもがいている様子がいびつな変形キャンバスの斜めの展示と描いた男を通して
強く伝わってきます。
又、狭いところで葛藤する作者の思いは混沌とした服の複雑な模様やディテールにも表
れて面白いです!
力のこもつた渾身の作品です!!

ただ全てが力が入り過ぎて服のディテールも描き込みでうるさいですから、もっと引き算
をして、濃いピンク色の変形キャンバスを生かして欲しかったです。
つまり、いびつな濃いピンク色の変形キャンバスの動きに作者の無意識がいちばん表れて
いますから、人物の表現はもっと大胆に省略して欲しかったです。
人物(男)では、黄緑の平面的に描かれたシャツの模様が好きです。植物か昆虫の模様が
ぐるぐる見えて宇宙を感じます。
ズボンや靴が脱げても這い上がる姿はユーモラスで楽しくなります!
斜めに下から見上げる変形キャンバスが反射して輝き神秘的に見えてきます。

何かの切れ端のようないびつな変形キャンバスが大空を求めて輝いて見えるギャップが
大変斬新です!!
現代の社会問題をユーモラスに表現した意欲作です!!!
これからもいびつな変形キャンバスを格好良く輝かせてください!!楽しみにしています。
(藤澤伸太郎)


いびつな切れ端に描いた男
大空に手を伸ばして這い上がる

ズボンと靴がずりずりずり落ちる

草と花と虫の目ぐるぐる
宇宙の夜がぐるぐる回る

斜めに見下ろす遥かな砂丘
舞上がる切れ端 大空で光る
ズボンと靴がずりずりずり落ちる


2018年11月9日

 

| oiai | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
堀内知之 2018年作品
題名:ボディ
作者:堀内知之
・去年迄、自動車の半分水没したボディを造っていましたが、今年は飛行機に挑戦しました。
・インスタレーション作家


翼の無い飛行機を広い床に置いたインスタレーション作品です。
よく見ると機体半分が水平に沈んで見えます。
飛行機の機体半分を水平に切り落としたボディです。
圧倒的な喪失感を受けます。
それゆえ失ったものの不完全な美しさが浮かび上がります。
首や腕が無いビーナスのトルソーが美しいように。
作者は何度も何度もドローイングを繰り返して、
飛行機の機体を造りました。
その機体は人間の身体を思わせる曲線を描いて美しいです。
床に置かれた翼の無い飛行機は、
その空間を幻想の世界に引きづり込みます。
日常との大胆な距離感が素晴らしい風景を生み出しています。
生死の間を彷徨う幽霊の飛行機が飛んでいます。
美しいですけど怖い作品です。

作者の今までの制作活動から大きく飛躍した傑作です!!!
これから10年はこの「不完全なボディ」シリーズを続けて欲しいです。
来年はどんなボディを幽霊にして見せてくれるか?
今からドキドキしています。(藤澤伸太郎)


翼の無い飛行機が
灰色の大空を飛ぶ

貴女が乗っていた美しい飛行機が
幽霊になった

消えてしまった飛行機のボディを
僕は何度も何度もなぞる

貴女と歩いた細長い道
曇り空の風の香り

翼の無い飛行機を僕は作る


2018年10月13日

 

| oiai | 19:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ワークショップ、レクチャーの様子
2018年8月14日(火)〜19日(日)
oiai美術展がクリエート浜松3階で開催されました。
連日の猛暑のなか、たくさんの方が会場に訪れました。おかげさまで展覧会は大変好評でした。
今年の展覧会は「変化し続ける新しさ」をコンセプトに、それぞれメンバーたちが勇気を持って
自分を壊しながら新しい形を造り出しています。そんな変化し続ける新鮮な展覧会になったと思
います。
又、会場全体がインスタレーションされた空間になっていた点も良かったです。
今年は更にレベルが上がっていると言う感想を多く貰い嬉しかったです。
今後ともoiaiしか出来ない新しい形の雑多な展覧会を目指して行きます。

最終日19日(日)の「ワークショップ、レクチャー」「アングラ演劇」では、たくさんの方々の
ご協力大変ありがとうございました。
ワークショップ、レクチャーでは、14名の作家、小西宣生、鷲見友佑、瀧嶋三稀、大石有彩、
山下雅稔、小坂颯、安藤朝香、袴田竜太郎、岩本菜生、久保田華布、野田晴太、大村美桜、
スギヤマサトミ、柏原崇之がそれぞれの作品のワークショップ、レクチャーしました。
独創的な作品に親しみが湧き、刺激になり、大変楽しい時間を体験が出来ました。 
又、自画像を描く体験では参加者たちが大変ユニークで面白い自画像を描いてくれました。

oiai美術展作品は、後日ブログに載せていきます。
「アングラ演劇」の様子は後のブログに載せます。(藤澤伸太郎)

 

| oiai | 08:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
oiai美術展 明日開催!!

明日よりoiai美術展を開催します!
本日、無事搬入出来ました。
oiaiメンバーの独創的な作品との出会いを楽しんで欲しいと思います。
今年は、「変化し続ける展覧会」をテーマに新しい形の展覧会場にしました。
是非、お出かけください。
☆oiai美術展
2018年8月14日(火)→19日(日)
10:00〜19:00(最終日は17:00まで)
クリエート浜松3階ギャラリー31 http://goo.gl/maps/B9Qpq

 

写真は展示風景

 

| oiai | 18:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ワークショップ、レクチャー」「アングラ演劇」


oiai美術展
2018年8月14日(火)〜19日(日)
10:00〜19:00(最終日は17:00まで)
クリエート浜松3階ギャラリー31

〇ワークショップ、レクチャー(自由参加)
8月19日(日)13:00〜16:00展覧会会場にて
メンバーが展示作品の紹介、見方、感想などレクチャーします。

〇アングラ演劇(観劇自由)
8月19日(日)16:00〜17:00展覧会会場にて
アングラ演劇「ゾク チラシ」を上演します。是非、楽しんでください!(いずれも参加費無料)
出演 藤澤伸太郎 古橋楓 合谷柊音 大村美桜 正田七恵
※写真は去年の舞台風景


「ゾク チラシ」

7月27日
坂を上り切ったバスの真ん中を 沈む真夏の太陽が突き抜けた
翼のないイカロスが真っ赤な炎に包まれた
受話器の向こうから聞こえた貴女の泣き声
物語ならなんでもいいから欲しかった
モノガシュヤクノモノガタリ モノトーンカラサイケデリック
モノデハナイアナタノモノガタリ モノグルオシイモノガタリ
モノガナシイモノオトヒビキワタル


5月7日
走り続けて描いた絵 来る日も来る日も 行きも帰りも 走り続けて描いた絵
たどり着いた暗い階段を登った4階の部屋
明るい大通りの 空をめくる君の白い指と
アスファルト蹴る君のアシ
アスモアシハアツクアツクアスファルト


8月1日
地下で遊び惚けて失った 地上高く羽ばたく力
ちぎれそうな翼を扇いで風よ吹け〜〜
チラシチカチカヒカル風 チラシガサガサカザル風
バーゲンセールのチラシだけれど 扇げば花のヒラヒラドレス
チギレタツハザガツムジ風ツブラナヒトミノツムジ風


12月31日
ダ・ヴィンチの鳥が羽ばたくデッサン カオスの海辺で披露
街暮れり 坂を下り 美味しいビールのどをくぐり 焼き鳥食えり


6月8日
梅雨の晴れ間の雲隠れ 街中探しても見つからない
森の木に登って見たら 木の葉に紅い貴女の言葉
アカイアマズッパイアナタノコトバ アセノアジスルアナタノコトバ
風呂敷かぶり 忍者になって 木に登る雲


5月26日
食べ終わったあとの食卓 食べ残したご馳走がいっぱい
多弁な野菜と たらしこんだ肉 多情な魚と たくらみの果実と 
たわむれるケーキが 食べ残されていた
貴女が食べ残した ためらうキウイを 僕は盗み食べた


10月9日
背景が切り取られた記憶 大空と大地が細い木々で繋がる 
紅の向こうに抜ける快楽
いなくなったばぁーば いないいないばぁあ――――


5月3日
まっ赤に染まった まちのマチエール はままつまちの まっ赤なまつり
まっ赤なはっぴの君をまつ まっ赤な口紅君をまつ まっ赤なマニキュア君をまつ
まてどもまてどもまちぼうけー
まっ赤なまつりの まっ赤なハッピの マチエール


2月22日
からだ骨だらけ おおきなお顔 お目め潤んだ私をお食べ おにぎりよりはおいしいよぉ〜〜
皿に魚さらっと作曲 骨まで愛して欲しいのよぉ〜〜


10月25日
死んでしまった傘が言った生まれ変わりたい! 
開いた傘に少女たちは晴れた空と太陽を描いた
デコボコボックス奥に広がる山と山 君と登ったデコボコ坂の遠い道


2月10日
頭の無い人間 羽根を生やし群がり飛んで行く
いっせいに舞い落ちる黄色い火花
逆流する欲望は 逆さまに見つかった抽象画

12月9日
片想いの初恋 川辺の夕闇に消えた 赤いセーター
安らかなる川が導いた
渦巻く荒海 赤い毛糸がほどけて絡まり合う
好きだった ヒラヒラの赤いドレスで 踊るワルツ


2月3日
B級映画館立ち並ぶ ギャング活劇ピンクカラー 奏でるは地下室のメロディ
新宿深夜喫茶の僕とぼく
シンメトリックな シンフォニー シワクチャ紙幣 レシートだらけのシースルー


1月7日
ただだまって ただだきあった だれも見ない坂の上ただ待っているおびただしい若者たちだった
ただぴっろい夜空の端が ただれた


1月26日
樹木の匂い立ち籠めて 幼子の記憶が蘇る 転がり落ちる階段大きく揺れる
父に抱かれて 飛んだ遠い空


4月28日
水平に見える目と 水平が斜めに見える目2つ
ズレてるどちらでもない 足元見つけた
混沌の街を 鳥が斜めに羽ばたく


1月28日
赤黒く焼けただれて 肌痛く 
冬の早朝 どこまでも澄み渡る 病院の空 
身動き出来ない右手が 左手の君を操る
無理に笑った細胞が いつまでも止まらない


4月1日
春に訪れた暗闇 ぽっかり空いた大きな穴ぼこ
あなたがくれた花の欠片をむさぶり食べた
モノトーンの街並みが ハリボテになって眠る


11月13日
バナナの皮で作った 女性の気高き顔 日に日に黒々カサカサ土と化す
抜け落ちた人のかたち春の空 声たかくひびきわたる夏の人


4月11日
居なくなった犬の小屋 空高く垂直に積みあがる 
水平に流れる記憶の上に 寒い朝ふとんの中に君の温もり


5月23日
ドッボーン!ジャブジャブジャブ!! 
ドデカイ羽根が無くたって ドット橋の向こうまで ドボンドボン泳いで行ける
ドンヨリ曇った空の下 ドシャ降りの雨にも負けず
ドヨウノ真夜中
ドロップアウト

孤独に喘ぐアナタのもとへ

朗読のための「チラ詩」藤澤伸太郎 

〇合同批評会(一般公開)
8月18日(土)18:00〜21:30展覧会会場で出品者全員の合同批評会です。是非!
| oiai | 08:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「是非oiai美術展に遊びに来てください!!」
oiai美術展は緑屋美術研究所OBによる展覧会です。
メンバーには、国内外でめざましい活躍!『毎日デザイン賞』他、数々の賞を受賞した
鈴木康広を始め、アニメーション作家の今津良樹など社会で活躍中の芸術家(美術家、
デザイナー、マンガ家…など)と将来をめざす美大生、卒業生(東京芸大、武蔵美、
多摩美、筑波、愛知県芸…など)の展覧会です。
彼らの作品は、自分の生きている世界がオリジナルな発想で表現され、新鮮です。
oiaiだから出来る新しい形の展覧会をめざしています。
是非oiai美術展に遊びに来てください!!

代表:藤澤伸太郎



 

| oiai | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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