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「ワークショップ、レクチヤーの様子2019年」
2019年8月13日(火)〜18日(日)
oiai美術展がクリエート浜松3階で開催されました。
連日の猛暑のなか、たくさんの方が会場に訪れました。
おかげさまで展覧会は大変好評でした。
大変ありがとうございました!!
毎年8月開催のoiai美術展は今年で20年になり、「変化し続ける新しさ」をテーマに会場
全体をインスタレーションを生かした不思議な空間にして、大きく成長して来ました。

毎回oiai展で実験作品を出品し、切磋琢磨して造り続けて、突き抜けた作品を生み出した
鈴木康広、今津良樹が世界的なアーティストに、新進気鋭のアニメ作家に成りました。
今回は実験作品を続けたメンバーたちが、2人に続く突き抜けた作品が何点かありました。
大変、頼もしく感じましたし、新しい発見を見させて貰いました。凄く面白かったです!!!

最終日の「ワークショップ、レクチャー」「アングラ演劇」では、たくさんの方々のご協力
大変ありがとうございました。
ワークショップ、レクチャーは、10名の作家、小西宣生、正田七恵、鈴木沙也子、野田晴太、
瀧嶋三稀、山下雅稔、安藤朝香、大石有彩、山本寛之、岩澤菜生がそれぞれの作品のワーク
ショップ、レクチヤーをしました。
独創的な作品に親しみが湧き、刺激になり、大変楽しい時間を体験出来ました。
又、参加者が廃品で作品を作ったり、いくつかの描いたりするコーナーでは、大変ユニークで
面白い作品を制作してくれました。

oiai美術展メンバー作品は後日ブログに載せて行きます。
「アングラ演劇」の様子は後のブログに載せます。(藤澤伸太郎) 

 

| oiai | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
oiai美術展 明日開催!!

 明日よりoiai美術展を開催します!
本日、無事搬入出来ました。
oiaiメンバーの独創的な作品との出会いを楽しんで欲しいと思います。
今年は、「変化し続ける展覧会」をテーマに新しい形の展覧会場にしました。
是非、お出かけください。
☆oiai美術展
2019年8月13日(火)→18日(日)
10:00〜19:00(最終日は17:00まで)
クリエート浜松3階ギャラリー31 http://goo.gl/maps/B9Qpq

 

写真は展示風景

| oiai | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ワークショップ、レクチャー」「アングラ演劇」



oiai美術展
2019年8月13日(火)〜18日(日)
10:00〜19:00(最終日は17:00まで)  
クリエート浜松3階ギャラリー31 

○ワークショップ、レクチャー(自由参加)
/18日(日)13:00〜16:00 /展覧会会場にて
メンバーが展示作品の紹介、見方、感想などレクチャーします。

○アングラ演劇(観劇自由)
18日(日)16:00〜17:00
展覧会会場「チラシ」を主役にアングラ演劇をします。
是非、楽しんでください!(いずれも参加費無料)
出演 藤澤伸太郎 古橋楓 合谷柊音 大村美桜 正田七恵
※写真はアングラ演劇制作中のアトリエ


「チラシ」 作・藤澤伸太郎

8月6日
なかなか暮れない夏の夜
沈んだ夕陽に輝く三日月
軌道描き踏張る月の貴女
月へ飛んでけチラシの僕
うだる暑さ地球の蜃気楼

7月29日
一枚のチラシ大空に舞い上がる
幾枚ものチラシに見せ惑わせる
貴女なら僕の姿きっと見つける
チラシに隠されている恋の暗号
チラシ羽ばたけ貴女の手もとへ
チラシで包んだチョコ菓子3つ
大ガラスのひび割れ紅に染まる

7月20日
熱帯夜の夢東京ど真ん中
摩天楼の下で少女怯える
上空を飛ぶ巨大な飛行体
眼下を覆う巨大な黒い影
墜ちていく小さな鳥の僕
明け方目覚める鳥の群れ
いっせいに蝉鳴き始める

8月26日
大きなお目目の後ろがわ
見えないあなたの顔がある
笑っているの 悲しんでいるの
まっ赤なマニキュア白い指
まえ髪ゆれる
ま夏ごごの陽炎
ま夜中あなたは友たちがいる
まあるい星星を点点と描きつづける
まっ黒闇を食べつづけて
口が無くなった大きなお目目

10月14日
翼の無い飛行機が灰色の大空を飛ぶ
貴女が乗っていた美しい飛行機が
幽霊になった
消えてしまった飛行機のボディを
僕は何度も何度もなぞる
貴女と歩いた細長い道
曇り空の風の香り
翼の無い飛行機を僕は作る

4月21日
愚ロテスクな大蛙
我の顔面見て笑う
愚!愚!愚!愚!愚弄
我は大蛙見て笑う  
下弄!下弄!下弄!下芸

4月20日
木々鬼気と化す
奇都奇街奇景の中
奇鳥が球を舞う

6月12日
思いつき大きな吸盤作りました
イボイボボッコンボコボッコン  
ボクノカラダハイボイボダラケ
レゴブロックハイボイボダラケ
タコノカラダモイボイボダラケ
吸い寄せたい貴女
刺さる雷高層ビル
笑い転げる青い花

11月1日
地球の上で器械体操くるくる回る
小さくくるくる大きくくるくる
はるかかなたの星ふるよる生きるか死にるか
満月が天空に大きな輪を描く
鉄棒にぎる手が叫ぶ
ギィーギィーギシギシ
ギィーギィーギシギシ
後ろ姿で食いしばる
貴女が見せた大きな月の輪バースデープレゼント

5月26日
チラシの怪獣 襲って来たけれど   
飛行機が水没して 僕は動けない
ゴジラ ゴッホ
ゴジラ ゴッホ
新幹線も水没して 僕は動けない
ゴジラ ゴッホ
ゴジラ ゴッホ

9月6日
君が描く作り話しを見るのが好きだ
紙で作った作り話 星で作った作り話 トンボで作った作り話
知らないところに行ってみる 知らないものになってみる
君の作った作り話にドボンと飛び込んだ!
海に溺れた僕はたくさんのチラシで鯨を作った

6月6日
巨大な怪物の肌は赤く爛れ
宇宙を見る目が悲痛に歪む
横たえた大きな身体
頭を天に持ち上げる
僕はとんでもないものに
向かって戦っているのか
日々残る月光に輝く痕跡
ヘルプ!ヘコンダチキュウ!ヘイワヲサケブ!変奏曲!

10月7日
満月の夜 死者が柔らかい餅を僕に手渡した
8月の目くるめく舞台が去り
張りぼての街に残された秋
チラシの広告が大口開けてわめき始めた
漠漠漠漠漠漠漠漠漠漠
玩具の電車が急な坂をのぼった

5月3日
届かない三日月は宇宙の孤独
彷徨う僕は地球の塵になって
天空に舞う
楕円形に迫るトンガリビルの群れ
白、桃、紫、トンガリ模様の
真ん中に青い夜
ぐるりとツツジ花の雲

1月17日
ときどきときをあつめていたら
ときとときとときがあつまった
ときめくあなたとあうどきどきは
ときどきときをとめる少女になって
としをとらないあなたにあいにいく
ときとときがからまりあっておちるとき
あしたははれるかときどきあめか
ぜんまいじかけのわたしのこころ

11月26日
夜をさまよう眼の無い魚
どこへ行ったらいいのか
けばけばしい身体を光らせ
地上すれすれに浮く
もしかしたら愛しい君が僕を見つけてくれる?
果てしない摩天楼の底に棲む眼の無い魚
まだ見ぬ君が棲む海を想う
プラスチックぎっしりの身体を糸で吊され

もがきふるえる眼の無い魚


朗読のための「チラ詩」藤澤伸太郎


〇合同批評会(一般公開)
8月17日(土)18:00〜21:30見学自由です。是非!

 

| oiai | 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2019年oiai美術展DMデザイン:今津良樹
題名:2019年oiai美術展DM、ポスター、アニメーション
作者:今津良樹 
・東京芸術大学大学院アニメーション卒 アニメーション作家  
☆☆☆今津良樹のアニメーションが第22回文化庁メディア芸術祭にて「モフモフィクション」
「サザンオールスターズ『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』」が、審査員推薦作品選出!!!
凄いです!!!☆☆☆


今津良樹デザインの今年のoiai美術展のDM、ポスター、アニメーションはカモメが描かれた
ハンカチの絵です。
猛暑の8月に涼しいデザインのハンカチで汗を拭いてください。と言う洒落です。
大変面白いです!!
しかし、よく見ると何か騒ついて胸騒ぎを覚えます。一見、青い大空に何羽も飛んでいる
爽やかな風景に見えますが、アニメーション作家ならではの表現を静止画に落とし込んでいます。
一羽のカモメが飛んでいる動画の何十コマをバラバラに一枚のハンカチに描いた実験作です!!
それゆえ、一羽のカモメが懸命に大空でもがいて飛び回っている動画が浮かびあがります。
あるいは、敵をあざむき自分を強く見せて何十羽も飛んでいるように見せている(忍者の分身の術)
なのか?(笑)
又は、地球の異常気象で騒ついているのか?と、見る人がいろいろと考えることが出来ます。
羽根の先の黒い色がドキッとして効果的です。僕は、ヒチコックの「鳥」を想起し、大変好き
です!!!
oiai美術展是非お出かけください。(藤澤伸太郎)

 

 

 

   

 

 

 

 

| oiai | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
袴田竜太郎 2018年作品
題名:ジャングルジムのエスキース
作者:袴田竜太郎
・多摩美術大学 絵画学科油画専攻卒 インスタレーションを生かした新しい絵画を表現


子供と楽しく遊んだ帰り際。
ジャングルジムと樹に沈む夕陽が重なり、その瞬間の生命が燃え上がるような美しさが感動的
です!!と同時に、画面その物が虫食いのように侵食されている形に衝撃を受けます。
まるで、生命が滅びていく無常感を強く感じます。
今まで見たことのない画面の形は、長方形の画面をひたすら外から侵食した形になっています。
中は虫食いのような穴がいくつも空いていて、それが返って生命の儚さを際立たせています。
傑作です!!!
足元が夜の空になっているのも、昼と夜の境目の美しさを感じさせます。
その夜空も虫食いで穴が空いています。
ただ僕としては、侵食されて虫食いになった画面を生かすために、絵はもっとシンプルに抽象化
して欲しかったです。
まだ画面が重過ぎます。
シンプルにしたほうがコンセプトを越えた圧倒的な詩になりますし、見る人とのインスタレー
ションとしての空間が生まれます。
でも、僕は今回の作品が一番好きです!!作者の飽くなき執念を感じています。(藤澤伸太郎)


子供と遊んだ帰り路
ジャングルジムに夕陽燃え上がる

侵食する日々が輪郭を崩していく
昼と夜の境目に虫食いの穴が空く

子供だった君と追っかけこの遊び
ジャングルジムを何回も何回も回り続けた


2019年6月27日

 

 

| oiai | 05:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鷲見友佑 2019年作品・藤田卓見 撮影
題名:central
作者:鷲見友佑・撮影:藤田卓見  
・カラーコーン、他
・H:280 W:213 D:340cm
・鷲見友佑→武蔵美術大学空間演出卒、今大変注目されている若手アーティスト。
・藤田卓見→多摩美術大学グラフィックデザイン卒、鷲見作品や藤澤アングラ演劇の写真で
大変優れた映像。若手写真家作者の鷲見がカラーコーンを大量に輪切りにして、高熱で溶か
してくっ付けた340cmの大作です。
作品画像3枚目(藤田卓見撮影)が、大変優れた映像ですし、鷲見友佑立体作品の魅力が遺憾
なく表現されて立体作品、写真とも、見事な傑作です!!!
カラーコーンが重なった形がまるで原子炉の事故で無惨に溶けて爛れてグロテスクな怪物に
なり、私たちの現代社会を痛烈に警告しています。

今回の作品が巨大化したことは、今までの作品群とは全く違う、宇宙からの視点が生まれま
した。
今までの小さな作品との対峙する造形作品からは表現出来ないスケール感と、宇宙からの視点
があります。、私たちがこの作品と共に存在する意識が生まれました。
それゆえ、怪物(作品)の深い悲しみが伝わってきます。
それより大きかったのは、作者が造形しようとするより、日々の格闘から、巨大な形の
「生々しい皮膚」が生まれたことです!!
自分より強い相手に戦いを挑んだ結果です。
そこに、チャチな造形が入る余地がありませんでした。
それは、彼の日々の戦いの痕跡だけが残りました。
藤田の映像は、その圧倒的な大きさの痕跡から、生々しい皮膚感の細部を見事に写しとって
います。グロテスクで美しい姿が浮かび上がって、新鮮な驚きを私たちに与えます。

これからも、巨大な作品あるいは手の内に治まらない偶然性の強い作品を求めます。
その行為が作者の底に沈んでいるものが、外へと圧倒的な強い力で沸き上がります。
宇宙からの視点で捉えるしかない人間の存在、新しい芸術を生み出して欲しいです。
期待してます!!! 


巨大な怪物の肌は赤く爛れ
宇宙を見る目が悲痛に歪む
横たえた大きな身体
頭を天に持ち上げる
僕はとんでもないものに
向かって戦っているのか
日々残る月光に輝く痕跡
ヘルプ!ヘコンダチキュウ!ヘイワヲサケブ!変奏曲!


2019年6月6日

 

| oiai | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「鈴木康広 センス・オブ・スケール展」
鈴木康広の作品「日本列島のベンチ」が
縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展
6月23日迄 横須賀美術館
に展示されています。
・世界的に活躍目覚ましいアーティスト、「毎日デザイン賞」を始め数々の受賞を獲得。


「日本列島のベンチ」2014年
実際の日本列島と同じ向きに設置

何人もゆったりこのベンチに座っていますと、自分が座るときにはほとんど全体の形が
分かりません。
そのうちに、何かエッジがゴツゴツ変な形のベンチだなあ〜と、全体の形を確かめたく
なり、立って周りを回って形を探します。あっ!日本列島だ!北海道だ!北の方に北海道
がある!と方角も分かり始めて思わず誰かに話しかけますし、浜松市を指差して、そこに
住んでいると、おそらく誰かに言います!(笑)
又は自分が座っているところが北海道なら、そこから見る日本列島の形はいつもと逆で
全く違う形に見えます。つまり、気付きを自分で体験出来、発見したことに興奮し伝えた
くなります。実際の日本列島と同じ向きだから、新潟から見た東京、京都の方向も分かり
始めて楽しくなります。

もう一つは、スマホなどで写真で撮る場合、かなり高い所から、俯瞰して撮らなければ
日本列島は撮れません。
だから、ベンチの日本列島が認識出来ても、写真にはうまく全体が撮れません。
そこが、現代のインスタ映えに、逆流した作品で面白いです。
作者のさりげない表現に、返って時流に対する強い気持ちを感じます。
僕は、新しい表現を感じて大変好きです!!
全体が見えにくい、でも探して体験するとわかったときの興奮!
さらに又、みんなが居なくなる迄待てば、まるで天空にゴツゴツ入り組んだ日本列島が
浮かび上がって見えて幻想的です。
太古の日本列島誕生のイメージです。
一番気に入ってるのは、ベンチに座った人物が主役に成れることです。
だから、あるポーズをじっと動かずにいて(1時間位)ベンチのように作品に成り切りた
いです!!(笑)
彼は、さりげなく非日常的な舞台→日本列島のベンチを私達に提供してくれました!!
是非!体験してみてください!!(藤澤伸太郎)

 

| oiai | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「今津良樹アニメーション作品『さよならごっこMV』」
題名:「さよならごっこMV」
作者:今津良樹
●今津良樹のアニメーション
☆☆「さよならごっこMV」手塚治虫の
「どろろ」の実写番ドラマのエディングテーマ☆☆

amazarashi 『さよならごっこ』Short Music Video /
TVアニメ「どろろ」エンディング・テーマ


☆☆☆今津良樹のアニメーションが
第22回文化庁メディア芸術祭にて「モフモフィクション」
「サザンオールスターズ『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』」が、
審査員推薦作品選出!!!凄いです!!!☆☆☆


「どろろ」見ました。圧倒されました!!!
勢いがあります!!!
ぐいぐい引き釣り込まれまた。
怖い暗黒の劇を見せられているのに、
生き生きとして悲しくて美しいです。
何よりも、作者の勢いのあるドローイングが素晴らしいです。
次々とドローイングしていく展開がドラマの流れを作っています。
役者がドローイングそのものに成り切って、
とんでもない演技をしているようです。そこが斬新です!!!
特に社会や人間たちの外からの攻撃で人物のなかの
身体がまるで激しい渦を巻いているように、
次々と溢れだし変化していくのが、人間の内面の感情、
欲望を視覚化して切なくなります。
グロテスクで怖い表現で「人間の深い奥底」の
どうしようもないものが現れていますが、
悲しくて美しいです。傑作です!!!(藤澤伸太郎)


ヒュードロヒュードロヒュードロロ
閃光稲妻闇夜切り裂く
オメメがドロロドロロと飛び出る飛び散る
口から溢れて溶けだす胎内内臓臓器
ヒュードロヒュードロヒューマンドロロ
ドローイングドロドロ描き殴り続ける
砕ける身体からほとばしる血の飛沫肉の蠢き

愛しい貴女の手が解けて真っ逆さまに落ちる真っ暗闇
ヒュードロヒュードロヒューマンヒューマンヒュードロロ


2019年4月15日

 
| oiai | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
久保田華布 2018年作品
題名:「兄」「漫画をモチーフにする」 
作者:久保田華布
・女子美術大学 美術学科洋画専攻2年 
・「兄」をモチーフにしたポップな油絵。
「漫画をモチーフにする」漫画をモチーフにして障子の扉から兄が覗くシーンコマ割りで
描いた油絵   


「兄」
文句なしに面白いです!!斬新ですし、新しい絵画です!!!
大変ポップな表現、まるで劇画的なオーバーな絵、サイケデリックな色彩と現代の流行を
集めた過剰な表現ですけど、思い切った引き算で流行の一過性だけでない不変性を勝ち取
っています。
それは、人物の過剰な色彩表現に反して、背景の灰色の無機質な色と千切れた神経、毛細
血管、大きく空けた口の穴の暗闇の底知れぬ深さ。
彼をからかう周りの灰色の背景(社会)、内面の暗闇の深さを抱いた人間性に時代を超えた
ものを感じます。
からかわれた彼の「心の奥からの叫び」が、私たちに共振します!!
まるで、からかわれた自分が心の底から叫んでいるようです。
傑作です!!!

「漫画をモチーフにする」
漫画をモチーフにして、覗いていた兄が障子扉を閉めて見えなくなるカット割りの表現と、
その兄の消えていく気配だけを画面から外へと表現したインスタレーション作品です。
作者が漫画を読んで感じていることと、日常で起こる何気ない出来事を見事に結び付けて、
障子戸を閉めてもそこに残る兄の気配をカラフルな色彩で表し、2人の人間関係と空間と
の機敏を見事に作品化しています。
ただもう少し気配の表現に嫌な面も欲しかったです。漫画等をモチーフにもっと描いてく
ださい!!(藤澤伸太郎)


兄の僕は親戚中から嫌われていた
外で兄のこと悪く言われ妹は泣いて帰ってきた
僕は好きなことをやっていたので平気だったが
妹の涙は辛かった

夜の海の砂浜で叫んだ
口の奥の暗闇で叫んだ
周りの灰色がひび割れて
顔がサイケデリックに染まった


2019年3月1日 

 

 

 

| oiai | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
堀内知之、石部泰亮ドローイング
 題名:堀内知之、石部泰亮ドローイング

・堀内知之は「ボディ」の飛行機の作品を制作する前に何枚もエスキースのドローイングを
します。 
「発想」そのものが立体や空間になるように、繰り返しドローイングして制作しています。
したがって、そこに造られた水面に半分沈んだ飛行機のボディは空間を巻き込んで存在して
います。
そこに、遭難した飛行機への作者の悲しみが投影されて埋没した想いが詩になっています。

・石部泰亮のドローイングは顔とストローとカップをエスキースしているときに顔をストロー
にしてしまうアイデアが浮かび上がってきました。
作者のストローの顔の発想は、人は朽ちて居なくなってもストローは朽ちないで永遠に残って
しまうと言う皮肉が出て大変面白いですし、怖いです!!

ドローイングは、作品制作する人の「無意識」と「表現」を結びつける「詩」です。
(藤澤伸太郎)

 

 

 

| oiai | 09:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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