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グループ展「安い肉、高いもやし」 岩澤菜生

題名:歩調の同化
作者:岩澤菜生
・女子美術大学ファッションテキスタイル表現領域の3人主催によるグループ展「安い肉、高いもやし」。
絵画、ファッションデザイン、グラフィックアート、芸術文学、陶芸、お笑い、ラップなど様々なジャンルのアーティストを集め、展示やライブパフォーマンスを行います。
皆様に新たな価値観をお届けします。

私は「歩調の同化」という作品を展示し、ライブでは落語を披露します。
「歩調の同化」は真っ赤な個性を殺す服を着た集団によるパフォーマンス作品です。
社会に生きていると、その場にいる人たちの歩調が一致する瞬間があります。
その瞬間があるからこそ、それぞれのもつ歩調は価値を持つと思います。(岩澤菜生)

・この作品は、画像(動画、静止)しか見ていませんが、パフォーマンスしている動画がユーモラスで、衝撃でした。
きっと会場でのこの衣装のパフォーマンスも素晴らしいと思います。
是非、見に行ってください!!
極力、ミニマルに抽象化された真っ赤な衣装に全身ぴったり覆われた人たちが、まるで、血液が人間に擬態化して生きて動いているようです。
生命の根源を感じさせます。
そこには、差別とか、異人種とか存在しません。
ただ、1人の人間が存在して動いているだけです。
あるいは、見ていると、動物や鳥や魚や虫にも見えてきます。
私たちがそれらの生き物と根源的に繋がっているようにも感じられる作品です。
この作品の素晴らしさは、ミニマルで抽象性が大変優れたところです!
誰にもそれぞれのイメージで伝わってきます。
作者は、自分のイメージに狭義にとらわれずに、見る人に自由に想像させ、作品に参加させて下さい!!
僕も着て画像に撮りたいです。(藤澤伸太郎)

グループ展「安い肉、高いもやし」

【日時】
3月26日(日)〜28日(火)
10:00〜19:30(最終日17:00まで)

3月28日(日) 12:00〜
レセプションパーティー+ライブ

【会場】
レンタルスペースさくら原宿竹下口 1F/BF
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-8
※JR山手線原宿駅 徒歩5分、地下鉄副都心線/千代田線明治神宮前駅 徒歩6分

【SNS】
Instagram   @nikumoyasi
Twitter   @niku_moyasi
Facebook   yasui.niku.takai.moyasi
 

| oiai | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
藤田卓見 2016年作品

「藤田卓見 2016年作品」
題名:ユーレイ
作者:藤田卓見
・壁面に1・03メートルの大きな印画紙にユーレイの写真、それをインスタレーションした作品
・多摩美術大学 グラフィックデザイン学科2年

夜の公園の街灯に照らされた糸杉の大きな写真です。
確かに、幽霊に見えます。
2つの明るいライトが幽霊の2つの光る目玉とピッタリ後ろの糸杉と重なって、恐ろしい顔が浮かび上がります。
更に良く見ると、糸杉の中にも、いろいろな小さい幽霊の顔がいくつも見えてきました。
現代的モダンな照明と古い自然とのそご【齟齬】感のある出会いから生まれた幽霊です。傑作です!!

大きな画面には、広大な暗闇が支配しています。
特に暗黒の大空がとても怖く感じられます。
その深い暗闇は、日常の明るい壁がくり抜かれた窓のようで、吸い込まれます。
吸い込まれた夜の公園に、幽霊が出現していました。
その画面は、写真と言うより作者が描いたホラー絵画のようです。

会場に、日常と異空間をインスタレーションした作品になっています。
写真の可能性が会場に新たな空間を造り出しています。
作者の「いたずら」が大変面白いです!
これからも、楽しませてください!!

…若い時見た夢です。自分の片手が少女の生白い手に変わり、その手を叫びながら必死に引き抜こうとしました。
部屋の壁がくり抜かれて、暗黒の空の向こうに、突然古いビルが浮かび上がりました。
それは、日常にくり抜かれた異空間の窓でした…(藤澤伸太郎)
  

真夜中の公園 糸杉の茂みに光る2つの目玉 浮かび上がる奇怪な顔顔顔

日常に切り抜かれた大きな覗き窓


2017年2月3日

 

 


 

| oiai | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鈴木康広さんと浜松・見立ての観光地図をつくろう

題名:「見立ての観光地」作者:鈴木康広
・3月11日(土)に鴨江アートセンターでワークショップを行うことになりました。
「見立ての観光地」というプロジェクトで、街の中にあるものを何かに見立てて、その場所や物をささやかな観光地にするというもくろみです。季節や天気やタイミングによって見えたり見えなかったりするようなものも、観光スポットにします。

http://www.kamoeartcenter.org/events/mitatekankouchizu/

まずは3月にトークと見立てによる街のフィールドワークからはじめて、浜松在住の人は日常の中で見つけたものを採集し、5月に中間発表会をします。年内に完成させて、年明けにできたマップでツアーを行います。
もしも興味のありそうな方は、ぜひ参加してほしいです。(鈴木康広)
 
大変面白そうなプロジェクトです!
子供の頃、建物や木や場所にニックネームを付けて遊んだことを思いだしました…

浜松の街の中で、何かに見えるところを探して…わくわくしそうです…
浜松の風景が何か新鮮に見えてきそうです。

自らのジャンルを開拓して世界的アーティストに成った彼の作品は、私たちも見立てることで新しい発見が生まれます。
ものを見るもうひとつ視点が楽しいです!
是非、参加して楽しんでほしいです!(藤澤伸太郎)


さかみちをくだってたちどまり きみは「まばたき」した ちいさきはっけん「はばたき」ちきゅうをまわる


2016年2月27日

| oiai | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鈴木沙也子 2016年作品

題名:熱帯夜
作者:鈴木沙也子
素材:キャンバスに油彩50号
・「不安」をテーマに作品を制作しています。
・武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻卒
・ホームページhttps://122332182735.jimdo.com/
・告知●鈴木沙也子・石原愛海二人展「考えたくない人たち」
2月12日(日)〜3月5日(日)
elle a boode (エルアブード)
静岡市葵区両替町1-3-18

 

熱帯夜、部屋にサボテンが侵入してくる油絵50号の作品。
真夏の夜に、庭にある鑑賞用のサボテンが突然、野生化して、大蛇のように窓から侵入してくる絵です。
まことに、アイロニックな絵です。

作者の「無意識」がサボテンを化け物のようにユーモラスに描いています。
特に、その筆使いがにょきにょきとした動きを生み出して面白いです!
不安からか、恐れからか、作者が身体の内から突き動かされて描いています。
描くことに純粋さを感じて、ドキドキします。素晴らしいです!
いろいろな形のサボテンを描いたのも、次々と現れる恐ろしさが出ていいです。

ただ、大きな花の部分は要りません。綺麗に見せるための絵になってしまってます。
折角、「鑑賞から開放された絵画(サボテン)」になっていますから、それに徹して欲しいです。
見せるための絵から開放されたサボテンは、会場に化け物のように侵入して来ます。
次回作が期待されます!!(藤澤伸太郎)


熱帯夜サボテンが にょきにょき侵入する 鑑賞から開放された性


2016年2月7日

 

 

 

 

 

| oiai | 01:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
岩澤菜生 2016年作品

題名:nonuniform
作者:岩澤菜生
・真っ赤なだぶだぶの野球ユニフォームファッション
・女子美術大学 アート・デザイン表現学科ファッションテキスタイル4年

野球のユニフォームをモチーフにだぶだぶ衣装のファッションデザインです。
真っ赤なユニフォームが大変カッコいいです!!
作者は野球のチームに入っていて、練習が嫌でネガティブな気持ちを形にしました。
それで、だぶだぶで野球が大変しにくいデザイン服にしています。
自分の「悩み」を格好いいファッションにしています。
その「悩み」から生まれた無意識がだぶだぶのユニフォームになり、風にはためいて大空に飛んで往くようで大変面白いです!傑作です!!
又、背番号、チーム名が微かに見えます。その危うさもいいです。

─「悩む存在」が生まれることを回避するのではなくて、それをつくり出すのを得意とするのが、アーティスト……なんじゃないか。─ 藤浩志

…小学生4年の時、浜松航空自衛隊基地の写生大会に美術部として参加しました。
動物園とは違って、基地の風景は嫌で、基地の建物を暗く、青空を赤く塗り潰しました。とても怖い風景画になりました。
すると後ろで見ていた山下清画伯(審査委員、裸の大将の…)が僕の絵を大変誉めてくれました。賞を取りました。
その時、絵は嫌な自分の気持ちでも正直に表せばいいのだと思いました。
それから、ピカソゃダリがとても好きになりました…(藤澤伸太郎)


真っ赤なだぶだぶユニフォームが 風にはためく 動きにくにくい悩みがファッション   

航空基地の写生大会いやで青い空を赤い色に染めた

2017年1月4日

 


 

| oiai | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
山本寛之 2016年作品

題名:untitled
作者:山本寛之
・作品の説明など
蛍光ペーパー、鉛筆、水性マーカー、床に4メートル四方のインスタレーション作品
・トンボを描きました。 並べたら植物に見えてきました。(山本寛之)

ピンク、黄緑の蛍光色の厚紙に巨大なトンボを描き、それを切り取り、たくさん床に並べたインスタレーション作品です。

遠くから見ると大変華麗です。ピンクピンクの花々が床一面に咲き誇っています。
近づくと、それは巨大なトンボがユーモラスにいっぱい繋がって、円舞曲を踊っています!
又、トンボをよく見ると、男性、女性の性器を想起させる形していて、ドッキ!とします。セクシャルです。
更に、もっとよく見ると、トンボの尻尾が腐敗しています。とてもシュールです!
まるで、咲き誇った花々が腐り土に還るイメージを感じさせます。
いろいろな見方が見えてきて面白いです。大変優れた作品です!!

僕が一番好きなのは、尻尾が腐敗していくダーティな表現です。斬新です!
特に濃く描いてあるところが黒光りして独特な美しさを醸し出しています。
だから、もっとこの腐敗していくダーティな表現で攻めて欲しかったです。
蛍光色のピンクと黄緑の紙を全身腐敗したトンボに変貌して欲しかったです。
遠くから見ると、大地に花々が腐っていくイメージで、圧倒的なデカダンスの美しさに成りえたと思います。
次は、このダーティな表現で…期待します。(藤澤伸太郎)


ピンクピンクトンボトンボ デカイ目ん玉長ーいしっぽ 花々花々腐りゆく土と花の円舞曲

 
2016年12月12日 
 

| oiai | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
小西宣生 2016年作品

題名:女性のほうは、「ラブ グット ベイビー」で男性のほうは「ミュージック フロム ジッパー」
作者:小西 宣生
作品説明:大きさは普通の人よりちょっと大きめの変形キャンバスに描いてあります。塗料は油絵の具、色鉛筆、鉛筆、クレパスを使用。
・今回は「飛んでる感じ」をテーマにしました。批評会で「せまい空間の中で自由に生きている感じがする。」と言ってくださった人がいて大変うれしかったです。   やっぱ俺もオタクかも?(小西宣生)

極めて狭いスペースの変形キャンバスに男女2人の人物が描かれている油絵のインスタレーション作品です。

遠くから見ると、精一杯着飾った女性と男性が空中を自由に飛び跳ねています。カッコいいです!
近くで見ると細くて屈折したキャンバスに人物がかなり窮屈そうに描かれています。
その2つの見え方のギャップが新鮮で素晴らしいです。
又、狭くて屈折したキャンバスのスペースは、現代の都市空間のズレから生まれた隙間のように思われます。
そのスペースをサイケに着飾った服や装身具などが、びっしり細かく描かれて、その狭いスペースをキラキラと輝かしています。
その人物が狭いスペースで瞬間的に生命を燃焼させています。傑作です!!

作者は、あるアイドルグループのライブ会場で出会ったオタクの人たちを作品にしました。
その人たちとその空間に対する愛情に溢れた、不思議な美しさに輝いています。
さらに、キャンバスの部分を断片的に見るとサイケな服装や装身具が重なりあって大変シュールな光景が浮かび上がります。僕はそこが一番好きです!!

…実は欝屈した日々の若い時代、アフリカの極彩色の布切れをいっぱい集めて自分で舞台衣装を造り、じゃらじゃら安物の装身具をぶら下げて、ディスコパーティーを開いて踊り狂いました…(藤澤伸太郎)


狭苦しいスペース 飛び跳ねる身体 サイケに着飾った光りが隙間から刺す 

遠い日の斑模様がギラギラ反転する


2016年11月22日
 

| oiai | 08:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鷲見友佑 2016年作品

題名:鯨(148シリーズ(珊瑚))、鮫(148シリーズ(珊瑚) 
作者:鷲見友佑
・武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科2年
・この作品はヘルメットの内装に注目したものだ。
ヘルメットの内装は、かなり魅力的な形をしている。私はそこに魅力を感じた。(鷲見友佑)
・最近の活動はTwitterで見てください!!おもしろいことしています。(鷲見友佑)

「ヘルメットの内装」をいっぱい使って、それを編んで繋げて、鯨と鮫の被り物を作り、それを実際に人が被って動いて作品になります。
人が被っている様子は、そばで見ると、その人が珊瑚の中に迷い込んでいるようですし、珊瑚の奥に見える目や唇が刺激的です。
遠くから見ると、鯨や鮫が泳いでいるように見えます。
又、被っている中の人からは、生い茂った珊瑚の隙間から外の街や人々の様子が視覚だけでなく、皮膚にまで伝わります。
その様相は、現代の入り組んだ都市空間に迷い込んでしまった私たちを思わせます。
ヘルメットの内装から出来た隙間だらけのビニール繊維の皮膚は、私たちが現代に感じる危うく不安なディテールを表して、秀逸です!
被った人は、外と内とのスカスカのもどかしい距離感から、無意識な感覚を呼び覚まして、思わぬ行動をします。それが、大変面白いですし、外の私たちも、その動きに思わず参加したくなります。
それと、小さな靴の作品を履いて歩く様子は深海の奇妙な魚が泳いでいるようでユーモラスです。

その被り物、中の人、外の人と空間の関係性の動きに、ブラックユーモアを漂わせています。傑作です!!
ただもっと、沢山被り物を造って会場を10体ぐらい泳いでいる姿を見たかったです。
これからが大変楽しみです!(藤澤伸太郎)

    
ビニールの網目を皮膚にして 鯨と鮫が空を泳ぐ 迷い込んだ珊瑚から見える都の網目の塔     
    

2016年11月11日

 

 

 

 

 

 

| oiai | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「雑誌」アングラ演劇の感想文13人

 アングラ演劇では、本当にありがとうございました!
おかげさまで、アングラ演劇の感想文がたくさん集まりました。大変参考になりましたし、次へのヒントになりました。
口頭でも、「面白かった!」といっぱい言ってもらいました。

今回の劇では、自分でも、びっくりするほど、振り子が大きく振れることが出来ました。
つまり、普通の沢山の雑誌から、見たこともない違和感のある劇が出来たことです。その面白さを伝えることが出来たことです。
oiaiだから出来た新しい形の「物(雑誌)を主役にしたアングラ演劇」です。
感想文、振り子の揺れを感じて面白いです!
全部ではありませんが読んでください。(藤澤伸太郎)

アングラ演劇感想文↓

アングラ演劇ですが、三年前から今年のまで見させていただいて、ほんとに今年のがとてもよかったです!!
なんでかなって考えてみたのですが、やっぱり舞台になっている雑誌の海がものとしての力が今までになく強く、実は動きも初めて見たとき予想外でした。それに、動かしていないときも、そのもの自体の力が発生?しているのかわかりませんが、うねりのような動きが発生しているかのように見えました。
そのもの自体にインパクトがある中先生のアングラ演劇が加わり、どうなるかと思っていたのですが、(昨年までの先生のアングラ演劇は、落ちが私からしたら見えづらく、たぶん一般の人は???が浮かびやすいものだったと思います。しかし、今年は、最後ドレスになったこともよかったと思うのですが、せまい空間から広い空間に変化し、また狭い空間になるという空間の支配の仕方により、アングラ演劇ではもしかしたら落ちというものは必要ないのかもしれませんが、落ちが結構はっきりと見え、一般の人もたのしめたとおもいます。

とにかく今年の先生の作品は、照明しかり場の作り方しかりとてもよかったと思います。てか、見ててドキドキしました。
空間の使い方が上手いなぁと改めて尊敬しました。

来年は、ここからどうなるのかすごい楽しみです!

鷲見友佑


アングラ演劇の感想です。
教室や下の部屋で先生が雑誌と格闘している姿と演劇での姿が僕には、同じ、というか違和感なく感じました。
極端に言えば、お客さんが居るか、居ないかの違いだけという感じでした。僕には普段通りの先生に見えました。
変に本番だからと言って、演技しようとしていないというか。
やはり雑誌が主役なんだと思います。
写真では、まだ先生を主役にしようと撮っていました。来年は先生が画面にいなくても、どんどん撮っていきたいと思います。

何か、見せようとしている、というより、自然にそうなった物という感じがします。
稲の刈り取りの後の田んぼ、にも見えました。
あの光景は、収穫が終わり用の済んだものですが、ユーモアがあって僕は好きです。先生の作品で例えるなら、雑誌の中の情報が消費されて、残った、その物(素材とその特性)が存在を主張しているようです。
命を奪われたものがなぜか生き生きしています。

堀内知之


アングラ劇大変良かったです。
本がぱさぱさと宙に飛んでく時の匂いや音が大変良かったです。小鳥の感じがしました。
書物の匂いがとにかく印象的なことが頭に残ってます。
匂いとか光源とかが合わさって少し不気味さもあった、なんというか民芸的な感じを私は受けました。
先生が動きますと、光にあてられた影が後ろで巨人のように暴力のように見えましたし、それこそ踊りのようにも感じたのでなんとなく異国感がありました。
媒体書としては読まれた形跡が蓄積された化石のようになっているようにも感じました。
私は今年の作品は大変良いと感じました。去年とまた違う感じがとてもしました。
その場で感想が言えたら結構生で言えた感じがあったので新鮮味がなくて申し訳ないです。

原田愛理


アングラ演劇の感想です。↓
どこにでもある雑誌を表現の仕方でどこにもないものに変えてしまう、率直にすごく面白かったです。
雑誌の見方を変えて、ちゃんと見ないと雑誌とわからない姿に変えてしまう、先生の独特な雰囲気や考え方を映し出しているようでした。
最後にドレスに変わっていくのを、みんなが参加してやるのがとても楽しかったです。
あと、この作品は、私が受付をしていた時に1番お客さんに聞かれましたし、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。その中の1人の男性は今まで見た作品の中で一番面白いともおっしゃっていました。
見た人によって、椅子や丸太にも見えて誰もが興味を示すような作品だと思います。

古橋楓


最近思うことがあって、大きいことはいいことだと思います。写真を撮っていて大きいものにプリントをしたものはとても興味を惹かれます。

大きいからといって作品自体がよくなるとは思いませんが、大きい作品には観客に見てもらうための説得力、振り向いてもらうための力があると思います。

その点において今回の作品は傑作だったと思います。
いままでの作品を振り返って、それらに含まれるおもしろさの要素(群衆中の一つ一つの個性)は同じように感じます。そこで何が違うかというと、大きさだったと思います。

まず相手を振り向かせ、夥しい数の雑誌に興味を持たせる。そういう意味では傲慢さもありずるい作品のようにも思えます。そしてしわくちゃになった雑誌のマチエルの部分に興味が移り、その個性に気づく。

大きさが、全体を一つの大きな塊としての圧倒感と、そこからの視点の誘導、明確になった個性を与えていると思います。

またそれは、アングラ演劇にも生かされていると思います。演劇の動作を大きく見せる効果、それによって生じる音という新しい要素。怖さすらありました。

雑誌を大きく広げる動作がありましたが、丸めた新聞紙やアルミホイルではあのようにはならなかったと思います。
1つ1つの存在感あったからこそだと思います。
あの雑誌の群衆に巻き込まれる描写は、世界観を構築するに至っていたと思います。

雑誌をひっくり返す動作が一番面白かったです。雑誌の群衆をみて最初に与えられたイメージは、イスと表現した人がいましたが円柱でした。
その概念を壊していくおもしろさと、雑誌のフォルムのおもしろさを気付かさせられました。

また、最後のスカートになる演技ですが、雑誌の群衆たちに引き込まれたひとの最後の姿を連想しました。

怖さとコミカルさを兼ね備えた作品でした。
その成功の理由はやはり大きさにあったと思います。
見るひとを圧倒する作品で傑作でした。

藤田卓見


大変遅くなりましたがアングラ演劇の感想です。

最初のアングラ演劇でキーボードを弾いてから3回目の参加でしたが、心持ちとしては見ている人を巻き込んでやろうという感じでした。雑誌をバタバタさせて音を聞かせ、風を起こし、気配を感じさせ雑誌の雑誌らしからぬ存在感が出たらいいなと思っていました。先生の作品は銀紙、新聞紙、雑誌と変化してきましたが集積・発散という動きは共通していて、今思うとoiai美術展のメンバーのように研究所を卒業しても年に一度また戻ってくるという暗示も含まれているような気がして感慨深く思いました。最後、照明に向かって雑誌を横倒しにしている時夕日に向かって帰るカラスのような気分になりました。今年も参加させていただきありがとうございました。

大村美桜


少々拙い文章ですが、「雑誌」アングラ演劇の感想です。

しわしわな雑誌の質感やページ同士の隙間に雑誌や日々の空気感を感じました。
そして雑誌自身で立つ姿はあらゆる見方(切り株、花、イスなど…)ができたり、近くで見て触ると弱々しいものが遠くから見ると大きな集合体として異様な存在感があったりと飽きない作品でした。
演劇でその雑誌がパサパサと、ときにバサバサと音をたてながら自分の目の前や後ろに置かれると雑誌が生み出す空気感、また読まれる文章の中の日々の空気感に飲み込まれたという印象を受けました。
またページの存在を強く感じました。
途中で雑誌を寝かしたときに急に雑誌(本)としての認識が強くなったのが不思議でした。
また、読んでいた文章の言葉選びや擬音語(ぐんにゃりなど)の使い方などがこの作品の空気感への影響が大きく合っていたように感じました。

どこかでずっと変化しているようで目が離せませんでした。

以上です。

山下雅稔


前回より良かった。楽しくなっていた。
セリフが先生から女性になった時、全く雰囲気が変わった。(男性から女性に) 雑誌をカサカサさせながら目の前に置かれた時、ゾクゾクした。(今で言うツンデレ?みたいな感じ)
途中で中ダルミした感じでした。
時間を短くするか、セリフ・動作の種類を増やすか、した方がいいと思いました。
次回も楽しみにしています。

小西宣生  


「雑誌」の感想ですが、演劇を抜きにしても、単純に見た目としても大変面白さがありました。照明や並べ方にしても、シンプルに力強く見えました。
演劇の方も、昨年のものより絞られていて伝わりやすく面白くなっていました。
ただ個人的にですが、ドレスにするのはいまいち繋がりも見出せず、蛇足だった感が否めません。
それと、タイトルがストレート過ぎかとおもいました。個人的にはもう少し鑑賞者を考えさせるような、演劇の時に詠まれていた「コトバ」の抜粋でも良かったかと思います。あのポエムも僕は好きでした。

柏原崇之


アングラ演劇の感想です。
雑誌を持ってざわざわ音を鳴らしながら
迫ってきた時は、
なんか不気味というか
怖いとおもいました。
雑誌をあちらこちらに置いていったのも
感情がずっと纏わりつくかんじがして、
良い意味で気持ち悪かったです。

安藤朝香


 アングラ演劇ですが、最後、ドレスになるのかなぁと思ってみていましたが、
参加者が雑誌を積み上げていく様子がとても面白く、
参加者も あの雑誌たちに埋もれるように中に入って写真を撮るような撮影スポットに出来そうでした。
展覧会場が、暗くなり、わさわさと息をしているような雑誌たちにスポットライトが当たっている空間は、非日常的で不思議で面白かったです。
あの雑誌たちの中に、自分が提供した数冊が含まれていると思うのも不思議でした。一度読み終えた雑誌に新たな命が吹き込まれたと思います。

嶋田葉月


雑誌たちの表情を自分たちで変えていく感じが楽しかったです。

寝かしておいたときに雑誌たちが流れていく川みたいに見えました。
勢いを感じました。

合谷柊音
 

感想を送らせていただきます。遅くなってしまいすみません。

先生の作品は場所やスペースも目立つ所にあることで、物量もつくらないといけないですし、毎年大変なプレッシャーがあると思います。

そんなプレッシャーや場所の広さに向かっていくエネルギーがいいなと思っていて、演劇もエネルギーがたくさんあると感じました。

先生の作品と演劇は場所も含め、オイアイの顔になっているくらい影響力があって、先生の作品の良し悪しが展覧会全体の感想にも少なからず影響してくると感じています。

それは簡単には真似のできないことですし、大変な立ち位置だと思うのですが、毎年戦っている姿はすごくかっこいいと思い、来年もまた先生のエネルギーをみてみたいです。

小笠原圭吾

| oiai | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「雑誌」アングラ演劇 藤澤伸太郎

題名・「雑誌」
脚本→藤澤伸太郎
主役→雑誌(何百冊)
出演→藤澤伸太郎・古橋楓・合谷柊音・大村美桜
協力→oiaiメンバー

大勢の人たちからの、何百冊もの雑誌を提供して貰いました。大変感謝しています。
また、劇ではたくさんの方々の観劇大変ありがとうございました!

その何百冊ものいろいろな雑誌を、雨に濡らして乾かしてニスを塗り、ページをヨレヨレにしていっぱいに膨らんだ円柱形にしました。(佐鳴湖に捨てられた雑誌のイメージ)
その沢山の円柱の雑誌を会場いっぱいに立たせて集めて、大きな渦巻きを幾つも造り、ダイナミックな力強い空間を造りました。

アングラ演劇では、会場を真っ暗にして、横からの照明1つだけにしました。
大勢の観劇者が回りを囲みました。
4人の出演者が「雑誌」を主役にアングラ演劇をしました。
1人(女性)が詩を劇の間中、大声で朗読しました。(30分)
3人で主役の雑誌たちを生きているように動かしました。
[シーン1]雑誌たちに触れたりして、雑誌と会話をしました。

[シーン2]3人で円柱の雑誌が空を舞うように手で持ってぐるぐる回しながら、周りにいっぱい広げて置きます。その際、観客の目の前まで持っていき、バサバサ雑誌が回る音、匂いを感じさせました。
大きな会場に置かれた円柱の雑誌たちと座っている観客たちが同じ空間に1つの風景になりました。

[シーン3]次に3人で雑誌を真ん中に集めます。照明に向かって行進して行くように並べました。

[シーン4]集まったその円柱の雑誌たちを全て半円にして寝かせました。照明に向かって川の流れが生まれました。

[シーン5]最後に観客も参加して、たくさんの雑誌を真ん中に立つ女性の大きなドレスを造りました。円柱形の雑誌を幾つも積み上げて、大きなスカートの円錐形にしました。
ストーリーは以上です。

主役の雑誌たちを生き物のように出来たこと。
雑誌がバサバサと音を立てて飛び回ったり、匂いを感じさせたり(身体性)。全体でもいろいろな風景を造ったり(空間性)出来たことが良かったです。
観客も巻き込んだ劇に出来たこと。
今まで見たこともない新しいジャンル→物(雑誌)を主役にしたアングラ演劇が出来たことは大変嬉しいです!
尚、oiaiメンバーたちの協力があったから、出来たアングラ演劇です。メンバーたちには大変感謝しています。(藤澤伸太郎)
☆来年も上演します!!

 

 

 

 

 

 

 


 

| oiai | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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